ばあちゃんが緊急搬送されてから約1週間たちました。
最初は肺に水が溜まっているのが原因で痛みがあるということでしたが
その後詳しく検査してみると、腎臓が相当悪くなっていることがわかりました。
人工透析レベルです。
ただ、92歳の高齢で透析するのはレアケースだそうです。
医師は自分の家族であれば透析はしないだろうという見解でした。
透析の為の管を設置する手術が必要になるし、長時間の透析もつらいそうです。
ばあちゃんは今のところ自覚症状はなくて、普通に食事もできるしおしゃべりも活発。
私の心配は本人は苦しむのかどうか。
それは、症状によるらしいのですが意識が混濁してくるので苦しいというのは避けられそうです。
腎臓は生きていくのになくてはならない臓器で、具合が悪くなった時には
回復させる薬はないそうです。それで人工透析になるのですね。
こんなに急激に臓器の状態が悪くなることがあるというのは実家の母の時も経験しましたので
覚悟を決めて、できるだけ毎日ばあちゃんの顔を見に行っています。
医師からはそれほど長くないと言われ、お知らせしたのでお別れに来る人が毎日います。
実家の母の時は、お互いに別れが近いと知っていて接していたので (ホスピスでした)
隠し事もなく、「言い残すなら今だよ」なんてことも言っていました。
義母は退院して自宅に帰れると思っているので、帰ったらだれか泊り込もうかなどという会話です。
もう、時間が限られてきたのでもう少し踏み込んで話をしておこうかな。
ずっと、嫁と姑として接してきたので、その枠を取り払って人間同志としての会話ができるものならね。