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じじい日記

日々の雑感と戯言を綴っております

篠山紀信写真展を見た!!!

2014-08-27 16:37:53 | 日記的雑談
いや、ホントはシロートが大御所の写真に何かを宣うなんて恐れ多くてアレなんで止めようかとも思ったんですが、しかし、思ったら言ってしまいたいダメな奴でして、それでどんだけ世間を狭くして来た事か・・・この口さえ開かなかったら、もっと楽に生きられただろうにと言うのは百も承知・二百も合点であります。

でも、言っちまお~っと。

つまんなかったぁ~・・・どうやったらあんなツマンねぇ写真が撮れるんだろうか?
そう言う意味では天才かも知れない?

いや、被写体が有名人や話題性のある人だから見る方は写真その物のアレコレよりも、被写体の持つ力に唸らされちまうんじゃないか? ナンテ事を思ったりして。

で、もっと良く無いのは、展示されているのは写真じゃないんですもん・・・印刷物ですもん。
アレ・・・インクジェットプリンターでの出力で、最低でも五歩以上下がってみないと粗が目立って見るに耐えないです・・・私はあんなものは写真とは認めない。

で、不思議なのは、篠山紀信自身があの展示を監修したと言うんで、来仙して初日前に確認してるんですよね。

で、奇を衒った超特大プリント・・・そりやぁシロートはあんな工事現場の壁のプリントみたいなのを室内で見せられれば迫力と勘違いするかもしれませんが、私しゃぁ嫌です。

まず、大判カメラで撮ったものしか超特大にはしてなくて、35ミリだとやっぱし全紙大までなんですね・・・それは妥当ですが、しかし、35ミリ物も銀塩写真じゃ無くてインクジェットのプリントだと思うんで・・・どこにも写真の無い写真展・・・プリント展かポスター典か? と、思っちまいました。

まっ、写真その物に感動しなかったと言うのが最初にあって、だからプリントのデキの悪さにも辟易した訳ですが、篠山紀信も大した事無いなぁ~登,本気で思いました。

で、序でに言うと展示のまずさ・・・ナンナンダあの照明の当て方は、と、愕然としましたね。
で、白熱灯のビームをガンガン当てていると言う事は、この後この作品群は廃棄なんでしょうね・・・毎日同じ所に8時間スポットを当て続けたら確実に痛みますぜ・・・もしも何処かで使うんならこんな事はしないでしょ? 
まさかぁ~展示する側もその道のプロでしょうから、ソリャァ無いぜセニョールであります。

いや、スポットがプリントに反射してちゃんと見えないんですぜぇ~・・・ドーでも良く照明当ててるとしか思えないです。

こんなオヤジでも二度程個展をやった事が有る訳ですが・・・小さな展示場にこじんまりとひっそりとですが、あんな酷い照明はしませんでしたよ。

で、篠山紀信は嫌いな写真家、と言う事でもー良い訳なんですが、しかし、ホントに、ドーやったらあんなにつまんない写真ばかり撮れるもんか? 不思議でありましたぜぇ。

山口百恵がセパレートの黒の水着で仰向け気味に写っている写真・・・この度の展示会の宣伝のテレビ画面にも出ましたが、あんなモノは写真がドーのじゃ無くて山口百恵が話題性を持っているだけだと思うんで、もしも、あそこに写っているのが名も知らぬ少女だったら皆して通り過ぎちまいますぜ。

しかし、おっさんは見逃さなかった・・・あの写真の中に微かなエロスが込められているのを。
山口百恵・・・撮影の時寒かったのか?セパレートの水着のブラのトップに、これは?んっ?ピーチクの盛り上がり・・・通称ツンツンか? と、言うのを見つけ、ここだけは流石に篠山紀信であるな、と、思いましたが・・・しかし、ピーチク写真なら加納典明か?

アレです・・・やっぱし見て楽しい、驚きと興奮の写真を見せてくれるのはアラーキーでありますね。

私の永遠の憬れ《心のライバル》荒木 経惟・・・片目になってもナンのそのぉ~、と。



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ゴッホの絵を見て来た!!!

2014-08-27 15:35:40 | 日記的雑談
いや、ゴッホのひまわりが近くの美術館に来ているんで見ようと思っていた訳ですが、いよいよ今月一杯と言う事で行ってみた訳ですが、平素は殆ど人のいない宮城県美術館がまるで東京の国立美術館のように沢山の人出でありました。

いや、タクシーで来る人も居るんですぜ・・・あれは仙台駅とか、地下鉄の駅から来る人で有りましょう。

で、仙台の人ならバスで来ると思うんで、タクシーで来ている人は恐らく、そこそこ遠方からゴッポのひまわりを見に来たんじゃないかと思います。

いや、私の感想としましては・・・やっぱしホンモノは違う。
誰がナント言おうとも、ホンモノは違いますね・・・そこにゴッポが居ましたもん。


女房と行ったので 恥ずかしかったが記念写真を

で、絵の印象は・・・私はホンモノのひまわりと対面した瞬間に笑いが込み上げて仕方が無かった訳です。
もしも誰もいなかったら腹を抱えて笑っちまった事でしょう。
ナンともカントも、ふざけた感じと言いましょうか・・・いや、絵がフザケているとかそう言うんじゃ無くて、巷で言われるゴッホ評・・・情熱的基地外とか、自己中とか、そんな感じが全くしなくて、ナンと申しましようか・・・ドスケベ・淫美・そしてやっぱし狂気、と、感じたのでありました。

いや、兎に角、絵を見て笑い出しそうになったのはたぶん初めてでありました。

でも、ホンモノは違う・・・ホントに違いますね。
アレ、写真でもプリントでも良いんですが、寸分違わぬ色で出ていたとしてもホンモノから受ける感覚は無いんじゃないかと思う訳です。

滅多に行くもんでもないんですが、時々美術館で絵を見ますと、結構な頻度で作品から声が聞こえたり気配を感じたりするんですが、それって、描いた人の「気」が宿っちまって居るんじゃないかと思う訳です。

で、本日見たゴッポの絵なんですが・・・まっ、私の勝手な推測では、あんまし恵まれていないゴッポの生涯の中でも、ヒョットすると楽しい時に描いて居るんじゃないかと思う訳です・・・年表などから得る知識では、恐らく、ゴーギャンがアルルに来る直前頃?ですか?

ゴーギャンを待ちながら、彼が暮らすはずの部屋に飾るひまわりの絵を沢山描いたらしいんで、それの内の一つで、だから、あの絵からはゴッホの「楽」の気が滲み出ていると。

アレです・・・ひまわりの1本1本に意味や云われがあって、ナンで12本ナンだかとかの説明も有るようですが、そんな物は糞喰らえ・・・絵でも写真でも先にそう言う他人の説明を読まないで見る方が私は好きであります。

いや、私如きシロートが適当な事を宣ってはナニなんですが・・・しかし、良いもんを見ましたぁ~・・・ゴッホのひまわりは爆笑もんの絵でありました、と。




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皆川おさむ は ドーしてる?

2014-08-27 09:52:27 | 日記的雑談
 
クロネコのタンゴ


向いの家の屋根で暇そうにしていたクロネコ


魅力的な目つきをする奴です (超望遠手ブレ)


ナァ~ンダ オメッ!!! てな感じ?


まぁ~だ見てんのかょ?

いや、ナンの意味も無いんです・・・窓の外を見たら奴がいたもんで、暇だし、他にする事も無いんで撮ってみただけです。

しかし・・・写真を現像もせずに1分でブログにアップですかぁ~参っちまうな。

いや、写真の変化は凄いですね。
15~16年前・・・デジタル写真が攻めてきつつある状況下でも、写真屋のオヤジでさえフィルム写真が消えてなくなる日なんて想像しなかったですもん。

20年以上前、既に自分のホームページを開いていて、コダックのデジカメを手にしつつ、これからのデジタル写真考、ナンて戯言も書いた訳なんですが、私の目論見では「棲み分け」と言いますか「共存」だと思っていました。

しかし、見事にフィルムは完敗・・・駆逐されちまいましたね。
今冷静に現状を鑑みますとそれは自然の摂理とも言える、当然の結果でありましょう。
だって、今のフィルム写真には「思い入れ・ノスタルジック」ソンなもんしか意味が無いんですもん。

今時のコンパクトデジカメの性能と手軽さには、フィルム全盛期のフルオート最高級一眼レフでも手も足も出ません。

いや、屁理屈言ってもダメなんです・・・手持ちで夜景が取れる、内蔵ストロボが勝手にシンクロして微発光なんて技をこなして、手前の人は浮かしつつ、背景の暗い夜景もそれなりに写す・・・こんな技をフィルム写真で出来る人がどんだけ居るんでありましょうか?

居ないでしょ? ドーしたら写るのか? 相当な手練でも一発撮りで決めろと言われたらビビります、が、私の9800円のコンデジはいとも簡単にブレの無い夜景写真を撮っちまいます。

写真屋の仕事をしていた時、復元や複写もやった訳ですが、色褪せたカラー写真や白黒写真からカラーにする、なんて芸当がデジタルで出来るようになった訳です。
私もパソコンで簡単に処理出来ると言う噂を聞きつけ、某所に馳せ参じ見学した訳です。

いや、それのソフトだけで何十万だったか・・・値段を効いた瞬間に、需要と販売価格の狭間で赤字だな、と、導入を諦めました。

しかし、それから数年後・・・そのソフトと同等のものが19800円で出ましたが、動画は無理としても一枚ずつなら他のソフトでも可能になってまして、やっぱし買いませんでしたが。

デジタルに移行しつつある時期でも、一家言持つアマチュアは、やっぱしリバーサルだろう、と、宣っていました、が、アレは現実にそう思っていたんでありましょうか?

昔の写真をやる人って、難しい蘊蓄が好きだったと思う訳です。
プロがポジを使ったのはある意味で今のデジカメの性能の一部を期待したからな訳です。

ポジは現像が上がったら写真の仕上がりが想像つきますからね・・・ネガだと反転してますからプリントしないと色味が分からない。

で、今のデジタルカメラの液晶画面と同じなんですが、ポジは透過光で見るんで鮮やかな訳です。
ネガは印画紙に焼かないと色味が分からない・・・しかし、印画紙は反射光なんでポジ程の鮮やかさは最初から無い訳です・・・すると、大抵の人はナンだかなぁ~と、プリントが悪いんじゃないかと思っちまう・・・言い切りますけど、印画紙に焼いちまえばポジもネガも一緒です。

ネガの、感度の低い、粒子の細かいフィルムでキッチリ撮った写真をそれなりに金を掛けて現像プリントすればポジと何の遜色もありません・・・と,思いますが。

で、ポジが担っていた部分の全部がデジカメはやっちまう訳です・・・それもいとも簡単にお手軽に。

写真屋が衰退したのはフィルム現像と言うお宝の作業を無くされちまったから・・・この一言に尽きる訳です。

しかし、現像がなくり、紙焼きするよりも画面で見た方がよりキレイ、となると、写真屋でプリントする必要性も薄くなり、プリント需要も先細って来る・・・暗い話しだなぁ。

余談ですが、官公庁に提出の写真もデジタルでフォーマットしてそこに当てはめた写真を自前のプリンターで印刷、と、言う事で、写真屋はお呼びじゃなくなりましたしね。

でも、アレです・・・昭和50年の半ば頃からですか?街の写真屋が自前のプリンターを導入して、当日仕上げから一時間仕上げ、なんて事になったのは。

自動現像機で現像して、当時は自動じゃ無くて窓からフィルムを覗きながらオペレーターが焼き加減を加味していた半自動プリンターでドガチャカドガチャカと焼いた訳です。

そして、その寿命は意外と短くて、30年後には青息吐息でようやく生息している状況になる訳です。

まっ、自分は辞めちまって気楽なんですが・・・でも、自分で言うのもナニなんですが、いろんな商売のアレコレに長けていると自惚れる私ですが、写真屋の商売を盛り返す術は思いつきませんでした。

と、言っていながら、その店を弟子に譲って、お前ガンバレと言うのは鬼ですか?
人って言葉は私の為にある!!! でも、喰って行くくらいの商売は続くと思いますよ。

私が写真屋を辞めた最大の理由は・・・飽きたから、ですけれども、もう一つ有って、フィルム写真を撮らなくなったんで現像機もプリンターも要らなくなったから、であります・・・コレ、ホント。

アレは・・・写真屋は、自分の趣味の延長だった訳で、もう要らなくなったんであります。

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