暇でもなかった一日なのに、何故か、本を読んだ。
一冊を一気に読んだとかでは無く、まず、午前中に逢坂剛の「カプグラの悪夢」と言う短編を読んで、次に、歯医者で待ち時間に下川裕治の「格安エアラインで世界一周」を流し読みした・・・いや、この本は何度目かなので飛ばし読みしても内容が着いて来る訳です。
で、晩飯を喰ってボケーっとしつつ、電気を消してクワガタのHな姿を覗き見していたけれども飽きて、芥川龍之介の短編「あばばばば」をさらっと読んだ。
いや、芥川龍之介の文章は大好きであります・・・無駄が無い。
で、話の展開が吉野家みたいで、早い軽い巧い、と、思う訳です。
ホント・・・才能かぁ~? 努力してもなぁ~発想の貧困はなぁ~、と、現実の貧乏だけでなく、発想まで貧困を極めている我が身を省みて、おのれ芥川ぁ~、と、嫉妬するのでありました。
で、芥川龍之介を読んでいたら、ドー言う訳か種田山頭火を読みたくなり、本棚から探して来て読んでいた訳です。
炎天をいただいて乞ひ歩く・・・ああ、ここにも才能とやらが溢れていやがる。
この旅、果てもない旅のつくつくぼうし・・・ですとぉ~。
我が家の庭には数日前からツクツクボウシが住み着いたかして、毎日鳴く訳ですが、私はと言えば・・・お前の出番は晩夏だろ? 今は盛夏だぞ、煩いからあっちへ行け、なんて事しか思わない訳です・・・ああ、 まつすぐな道でさみしい、なんて、天才だよなぁ~と、やはりここでも感激しつつも、嫉妬するのでありました。
で、次に、勢いと言うのは恐ろしいもんで、夢野久作の「キチガイ地獄」を読み始めたんでありますが・・・いや、これとてももう数回読んでいまして、粗筋は知っている訳です。
しかし・・・表題が「キチガイ地獄」と言うだけ有って、中身もキチガイの会話と言いますか、まっ、私にはよく分からない所も多々有りまして、これは読んでいても不思議と嫉妬しなかったんであります。
ああ、怠惰な一日が終わりますが、明日に向かって思う事が有るわけでも無く・・・そうか、今日は仙台七夕の最終日であったか・・・まっ、無縁ですけど。
一冊を一気に読んだとかでは無く、まず、午前中に逢坂剛の「カプグラの悪夢」と言う短編を読んで、次に、歯医者で待ち時間に下川裕治の「格安エアラインで世界一周」を流し読みした・・・いや、この本は何度目かなので飛ばし読みしても内容が着いて来る訳です。
で、晩飯を喰ってボケーっとしつつ、電気を消してクワガタのHな姿を覗き見していたけれども飽きて、芥川龍之介の短編「あばばばば」をさらっと読んだ。
いや、芥川龍之介の文章は大好きであります・・・無駄が無い。
で、話の展開が吉野家みたいで、早い軽い巧い、と、思う訳です。
ホント・・・才能かぁ~? 努力してもなぁ~発想の貧困はなぁ~、と、現実の貧乏だけでなく、発想まで貧困を極めている我が身を省みて、おのれ芥川ぁ~、と、嫉妬するのでありました。
で、芥川龍之介を読んでいたら、ドー言う訳か種田山頭火を読みたくなり、本棚から探して来て読んでいた訳です。
炎天をいただいて乞ひ歩く・・・ああ、ここにも才能とやらが溢れていやがる。
この旅、果てもない旅のつくつくぼうし・・・ですとぉ~。
我が家の庭には数日前からツクツクボウシが住み着いたかして、毎日鳴く訳ですが、私はと言えば・・・お前の出番は晩夏だろ? 今は盛夏だぞ、煩いからあっちへ行け、なんて事しか思わない訳です・・・ああ、 まつすぐな道でさみしい、なんて、天才だよなぁ~と、やはりここでも感激しつつも、嫉妬するのでありました。
で、次に、勢いと言うのは恐ろしいもんで、夢野久作の「キチガイ地獄」を読み始めたんでありますが・・・いや、これとてももう数回読んでいまして、粗筋は知っている訳です。
しかし・・・表題が「キチガイ地獄」と言うだけ有って、中身もキチガイの会話と言いますか、まっ、私にはよく分からない所も多々有りまして、これは読んでいても不思議と嫉妬しなかったんであります。
ああ、怠惰な一日が終わりますが、明日に向かって思う事が有るわけでも無く・・・そうか、今日は仙台七夕の最終日であったか・・・まっ、無縁ですけど。