琉球新報の今日(8月6日)の社説を紹介したい。
最後の一文が強烈である。
沖縄では近年、基地問題の根底には日本社会の構造的差別があるという捉え方が一般の県民の間にも広まっているという。
日本社会に訴え続けても解決しそうにない、もはや国際社会に訴え出るしかないという、ある意味、日本社会というか「本土」の国民へ引導を渡す社説である。
曲がりなりにも沖縄の問題に心を寄せてきたものにとって、な . . . 本文を読む
被爆68年となる広島平和記念式典をテレビで見る。
松井一実市長の平和宣言、2011年就任後の一昨年、昨年と聞いたが、かつての秋葉市長のころと比べ、核廃絶への道筋、展望はぼやけ、核廃絶に逆行する日本政府に対する批判も影をひそめ、被爆地広島のスタンスは明らかに後退したなぁという印象をもっていた。
しかし、今日の平和宣言は政府に対し対等な立場で物申すという姿勢が復活し、核廃絶への先頭に立つ決意も . . . 本文を読む