連合石川能登地協の2018秋季年末闘争に参加。
正式名称はもっと長くて、
「連合石川2018秋季年末闘争勝利!珠洲能登地区総決起集会」
最近の若い人にはちょっと敬遠されそうだが
民間労組の年末一時金闘争・労働条件闘争と公務員組合の賃金確定闘争・労働条件闘争の要求実現、さらに県内各自治体に対する政策制度要請行動や最低賃金(806円)の周知徹底などの取り組みを確認した。
黒津議長(珠洲市職)のあいさつ、そして集会を締めくくる団結ガンバローの音頭も板についてきた。
私は連帯のあいさつで、現在の臨時国会の争点となっている外国人労働者の受け入れ拡大の問題、学校現場の多忙化解消の取り組みを中心に話す。
安倍政権が提出した杜撰で拙速な法案の今国会可決を絶対に許してはならないが、国内に26万人と言われる技能実習生の人権侵害の状況については、連合も同じ働く仲間としていままで以上の取り組みが求められているのではないか。
同時に地域で共に暮らす住民として、私たちも技能実習生の存在にもっと関心を持つべきではないかと思う。
珠洲市には80人の外国籍の方が暮らすが、うち55人が技能実習生(10月末現在)。
以前は中国からの女性を中心に100人を超える時期もあったが、いまはインドネシアからの24人を筆頭に中国13人、カンボジア13人、ベトナム5人となってる。
報道されるような賃金未払や長時間労働といった問題は聞かず、毎年、珠洲市成人式には20歳になった実習生も招待され、自国の服装で参加する青年もいる。漁業実習生には漁協で日本語教育もおこなわれており、企業での実習生には通訳もついており、日常生活に支障はないのだろうが、せっかく縁あって珠洲に来てくれた大切な住民だ。交流の輪がさらに広がることを期待したい。
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