今日は珠洲市消防出初式。
吹雪の中、8時40分からの観閲式にはじまり、9時からは商工会議所ホールで式典。
10時20分からは若山川河口で放水式がおこなわれた。
市内11分団による裸放水は、若山川河口が浚渫で2メートルほどの深いところもあるため、川には入らず河川敷からの放水。それでも見学者も震える吹雪の中であり、その心意気にはただただ感心するばかり。
午後は市内11分団それぞれ新年祝賀会が開催され、私は三崎分団の新年会に出席。
8年ぶりの出席で、三崎消防団の皆さんも世代交代が進んでいる。
県内各地で消防団のなり手が不足している中、三崎消防団は30人の団員で心強い限りである。
式典、新年会それぞれ珠洲消防団長はじめ皆さんのあいさつで必ず触れられたのは、言わずもがな3.11東日本大震災。防災への関心の高まり、消防団への期待の高さである。
私も三崎分団の新年会で一言あいさつさせてもらった。
「昨年秋、被災地である気仙沼、南三陸町を訪れる機会があった。そこで目にしたのは、たくさんの震災廃棄物の片隅にあった何台もの消防自動車だった。今回の震災で200人以上の消防団の方が犠牲になるという痛ましい話を聞いた。
昨日、大阪市の消防出初式で橋下市長は「バカな政治家のために命を落とす必要はないが、住民のためには命を懸ける覚悟で職務を果たしてほしい」という趣旨の発言があったそうだ。
私は、消防団の皆さんには、住民の命と財産を守るために活躍をお願いしたいが、その前にまずなによりも自分の命を大切にしていただくようくれぐれもお願いしたい。」と話させてもらった。
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