県教組珠洲支部の今年度最後の分会訪問は七尾特別支援学校珠洲分校部会。
七尾特別支援学校珠洲分校は昨年末、旧本小学校の校舎から飯田高校宝立校舎に引っ越した。新校舎に移動しての課題について意見交換した方がいいだろうということでこの時期の訪問となった。
2004年、旧本小学校は閉校時、在校生20人の複式3クラスだった。
ところが珠洲分校は児童生徒数31人。小学部から高等部まで12クラスある。
旧本小ではかつての教室を半分に仕切って使っていたが、窮屈さは外から見ていても容易に想像がつく。当然教員数も多いので、職員室や駐車場のスペースも狭すぎる。重度の障害をもった子もいるがエレベーターもない。
そういう意味では、私も含め地域の多くの住民が旧珠洲実業の校舎への引っ越しもやむを得ないと感じて快く送り出した経緯がある。ところが今日、新校舎を訪れ状況を聞くと、こんなはずではなかったという話が次々と。
金沢では立派ないしかわ特別支援学校もあるが、加賀能登格差かと言いたくなるような厳しい教育環境である。
飯田高校との同居だが、同じ県立高校同志でありながら、間借りのような引け目を感じながらの新校舎暮らしも驚きである。
せめてもの救いは子どもたちが思いのほか早く新校舎に慣れたこと、そして子どもたちの通学時間が短縮されたことくらいか(最長1時間20分!が1時間に)。
最後に異様なほど豪華なトイレを見せてもらった。もちろんトイレは大事だが、ここだけ現場の要望を上まわる設備が整えられ、その他の施設整備や備品購入は見事にカットである。なんとも不思議、というか理解しがたい新校舎移転である。
この実態、私も関係者に伝えていかなければならないが、ぜひ県教委担当者もしっかり現場を見てもらいたいし、県議会も視察に入ってもらいたいものだ。
七尾特別支援学校珠洲分校は昨年末、旧本小学校の校舎から飯田高校宝立校舎に引っ越した。新校舎に移動しての課題について意見交換した方がいいだろうということでこの時期の訪問となった。
2004年、旧本小学校は閉校時、在校生20人の複式3クラスだった。
ところが珠洲分校は児童生徒数31人。小学部から高等部まで12クラスある。
旧本小ではかつての教室を半分に仕切って使っていたが、窮屈さは外から見ていても容易に想像がつく。当然教員数も多いので、職員室や駐車場のスペースも狭すぎる。重度の障害をもった子もいるがエレベーターもない。
そういう意味では、私も含め地域の多くの住民が旧珠洲実業の校舎への引っ越しもやむを得ないと感じて快く送り出した経緯がある。ところが今日、新校舎を訪れ状況を聞くと、こんなはずではなかったという話が次々と。
金沢では立派ないしかわ特別支援学校もあるが、加賀能登格差かと言いたくなるような厳しい教育環境である。
飯田高校との同居だが、同じ県立高校同志でありながら、間借りのような引け目を感じながらの新校舎暮らしも驚きである。
せめてもの救いは子どもたちが思いのほか早く新校舎に慣れたこと、そして子どもたちの通学時間が短縮されたことくらいか(最長1時間20分!が1時間に)。
最後に異様なほど豪華なトイレを見せてもらった。もちろんトイレは大事だが、ここだけ現場の要望を上まわる設備が整えられ、その他の施設整備や備品購入は見事にカットである。なんとも不思議、というか理解しがたい新校舎移転である。
この実態、私も関係者に伝えていかなければならないが、ぜひ県教委担当者もしっかり現場を見てもらいたいし、県議会も視察に入ってもらいたいものだ。
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