うちの隣(と言っても100mほど離れているが)にある旧本小学校、手前はこちらも閉められた本保育所。
2004年に統合により廃校となり、その後、七尾特別支援学校珠洲分校として利用されていたが、その珠洲分校も昨年の暮れ、飯田高校宝立校舎へ引っ越しとなった。
正院・粟津線の幹線道路沿いにあり、最近は県外からの観光バスも結構通る。この校舎をこのまま草ぼうぼうのお化け屋敷にしてはいけない。少子高齢化、人口減少が急速に進地域ではあるが、学校の活用策を地域で考えていこうということで、昨年11月、本校下の本、杉山、内方、細屋、二本松の各区から区長さんに集まってもらい最初の会合をもった。今日はメンバーをさらに拡大し、各地区から推挙された方、市職員も含めが17人が集まっての会合である。
珠洲市内を見渡せば、元気だなぁという地域は、日置小中学校が廃校になった日置地区。あるいは小泊小学校が廃校になり、金沢大学の里山里海自然学校ができた小泊地区。あるいは上黒丸小中学校が廃校になった上黒丸地区など、地域の核だった学校が廃校になり、さあどうする?と危機感をもった地域が、地域の高齢者や若者、さらにIターン者も交え新しい動きを生み出している。
本小学校の利活用策はまだまだ白紙状態だが、今日の参加者の思いを聞いても、様々な案がある。今後の協議が楽しみである。
あいにくの寒波の中ではあったが、会合後、旧本小学校を視察。
3階から見下ろした校舎。
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