北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

市議会閉会 「議会だより編集委員会」設置決まる

2016-03-11 | 珠洲市議会
3月議会閉会。
東日本大震災からちょうど5年。黙とうから始まる。
続いて議会議案、珠洲市議会会議規則の一部改正が議題となった。
議会だより編集委員会を設置するための改正で、行革特別委員会や議会運営委員会、議員全員協議会での議論を経ての提案なので全会一致で可決される。



どの自治体も広報紙を発行している。
同時に多くの自治体議会も広報紙を発行している。

石川県内でいうと、県議会含めて20自治体議会のうち19議会で発行している。
発行していなのは珠洲市議会だけ。
珠洲市内でこの話をすると「えっ?議会が広報を出すの?」。
よその市や町でこの話をすると「えっ?議会が広報出してないの?」。

先日(3月8日)、全国813市区(790市・23区)の議会改革度ランキング最下位の珠洲市議会に議会改革特別委員会が設置されたことを紹介した(こちら)。
ちなみにこの調査では、議会広報の発行は採点の対象には入っていない。ほとんどどこでも出しているから調査の意味がないのだろう。
(もちろんその内容は各議会切磋琢磨し、競い合っている)
珠洲市議会は公開度でいうなら予選落ち、採点の圏外ということだ。

今日、編集委員会の設置が決められ、私を含む5人の委員が選任された。
今議会の報告からスタートできればよかったのが、準備が不十分なままでのお粗末な創刊号の発行も避けたい。
創刊号は6月議会の報告からである。
8月1日の発行を目指し、今後準備を進めていくことになる。
その後も年4回、定例会後、発行の予定。
今議会で提案・可決された一般会計予算には議会だより発行のための予算も盛り込まれている。
これなら予算をかける価値はあるな、なぜいままでやらなかったんだ、という声が聞かれるよう頑張りたい。

ところで、条例でもない会議規則の改正(冒頭3行目)がなぜ本会議で諮られるのか、この問題、結構奥が深い。


コメントを投稿