北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

オオスズメバチと松茸

2010-10-25 | 我が家の周りの自然
 
 今年は松茸が豊作だそうである。ところが我が家の食卓には並んだことがない。毎年並ぶことはないのだからシーズン到来と言っても気にもならなかったのだが、昨年の4倍も出荷されていると聞いては穏やかではない。うちの近所でも昔は出ていたという話を聞いたことがある。もしや・・・という淡い期待を抱き明日でも裏山に入ってみようかと思うが、そこで待った!の声が。
 あるとも知れぬ松茸の前に、うちの周りに確実にいるのがスズメバチ。さらにオオスズメバチも時々飛んでいる。実は先週16日の朝、私は家の裏に栗を拾いにいき、スズメバチに刺され、病院に駆け込んだところなのである。幸い痛みや腫れはひどくはなく、その日の夕方にはほぼ回復したが、2度目は気をつけなさいと病院の先生にも念を押されている。スズメバチの巣の場所はわかっているので、見張り番のハチからの2度目の攻撃は回避できると思うが、オオスズメバチはどこに巣を作っていることか。オオスズメバチは地中にも巣を作るそうで、地雷の埋まった戦場を往く覚悟が必要かも(オーバーかもしれないが、オオスズメバチに刺されて亡くなる人もいる)。そこまで考えると、あるとも知れぬ松茸の夢を追い求めたい気持ちにも次第にブレーキが・・・。
 連日COP10(生物多様性条約第10回締結国会議)の様子が連日報道されているが、蜂との共生も楽ではない。実際、ハチに刺された後、数日は頭上にトンボが飛んできただけで、すわっ!ハチか!と脅えたものである。まずはお互いの棲み分けを尊重し、危うきに近寄らない、無用な争いは避ける、そんな心構えが大切かも。
 


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