輪島市の剱地地区で計画されている産廃処分場是非の住民投票に向けて、今日は署名集めをする「受任者」や署名運動に関心のある市民が集まっての「住民投票実現集会」が開かれた。
輪島の産業廃棄物処分場問題を考える会の発足集会が開かれたのが9月22日。今日はちょうど1カ月の節目にもあたる。
まず会の代表板谷外良さんのあいさつ。
剱地地区の区長でもある。
普段は全く物腰やわらかで温厚な方だが、壇上に上がりマイクの前に立つとご覧の表情。
剱地地区は背後に高爪山、海岸は泣き砂で有名な琴ヶ浜、北前船で栄えた歴史もあり、地域に対する誇りは高く、過疎が進むも里山里海を残った住民で守っていくという決意も固い。
考える会の中心メンバーを横にして、発足集会同様、今回も司会は県漁協女性部輪島崎支部の女性部長・板谷(いたたに)さん。
会場からの発言があっちに飛んだりこっちに飛んだりする中、見事にさばいていく。
会の副代表の新木順子さん(下の写真)の後をついで現職に就いただけのことはあり、度胸と頭の回転はなかなかのもの。
新木さんはといえば、県漁協の女性部長や県の環境審議会の委員も務めた経歴で、常に輪島の環境問題、里山里海を守る取り組みの先頭に立ってきた。
事務局の坂上さんから今後の活動方針の提案。
5000筆の署名確保に向け展望は開けてきたとし、10月28日に住民投票実施請求をする方針を示した。
同じく事務局の中村さん。
大半の人にとっては頭痛がしそうな直接請求の手続きを把握し、「受任者」の皆さんに説明する。
事務局メンバーも多士済々だが、署名運動を成功させようと会場に集まった皆さんも個性豊か。
カメラの前でも物怖じすることなく堂々と決意を語る。
産廃処分場に反対する市議も参加し、署名運動成功への決意を語る。
ガンバロウ三唱は会のメンバーでもある小西さん。
ご自身経営するお店をみれば「輪島朝市の一番元気な漆器販売店」とある。
輪島をもっともっと元気にしたいという思いは人一倍熱く、その迫力が下記新聞記事にある梶市長の「住民投票の結果に従う」との回答を引き出した。
冒頭の看板含めユニークな看板も次々と登場する。
しばらくは輪島の動きから目が離せない。
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