今日はさよなら!志賀原発ネットワークが志賀町内で活断層問題をわかりやすく解説したチラシのポスティング。
今日と来週の土曜日(29日)の2回で志賀町内8000枚を配布する予定だ。
この行動に合わせ、志賀原発を廃炉に!訴訟原告団も志賀町内で街宣行動をおこなう。
堂下事務局長と原告である清水内灘町議、そして私の3人でマイクを握る。
民家が密集した高浜地区だけでなく原発のすぐそば、赤住や上野にも入る。
赤住は民家のすぐ向こうに原発の排気塔が・・・
上野地区の漁港は、かつて、立地が行き詰まる中、建設への流れを決定づけた県の肩代わり海洋調査の船が出向した港。
下は当時の抗議行動の風景。
今日の街宣は、当初は志賀原発の敷地内断層問題を志賀町の皆さんに訴えることが目的だったが、今週浮上した原子炉建屋への雨水の大量流入問題がメインのテーマに。
9月28日、わずか28ミリ/hの雨で2号機原子炉建屋の地下室に雨水が入って分電盤がショート!
雨量がもっと多かったら「特に重要度の高い安全機能を喪失していた可能性も否定できない」と規制委員会が指摘した。
「北電の安全に対する認識はあまい」
規制委員会の各委員は厳しく、そしてある意味福島を教訓化しない北電に呆れながら、問題点を次々と指摘した。
しかも雨水流入が公表されたのは9日後の10月7日。
北電は2007年に発覚した臨界事故隠しで「隠さない風土と安全文化の構築に向けて」というテーマを掲げて、社内改革に取り組むとした。
そしてその改革の成果が確認できたとして再稼働を許された。
しかし、隠さない体質も安全文化の構築も、口先だけの大ぼらで、当時の原子力安全・保安院や県原子力環境安全協議会も北電の報告書をただ追認しただけだったことが改めて示された形だ。
うちにある家電製品の取説。
いずれも水に対する注意点が記されてる。水が被るところに電気製品は置かないし、雨水が入ってくるところにも置かない。
一般家庭の常識である。
北電が掲げた「安全文化」とは一般家庭の常識以下だったということだ。
来週はさよなら!志賀原発ネットワークとして県や北電に申し入れに行く予定。
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