北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

なぜ市議選?

2010-12-24 | 活動報告
 昨日の連合石川執行委員会で来春の珠洲市議選の推薦を決めていただいた。今朝の地元紙でも紹介されている。

 私の名前が市議選の関係で新聞に掲載されたのは、今日がはじめてである。
 今日、市内を回っていると、新聞に載ってたね、とあちこちで言われる。先に伝えてあった人ならばいいが、新聞で初めて知ったという人には報告とお願いが遅くなったことをお詫びするしかない。もっとはやく、もっとたくさんの家を回りたかったが、留守がちな家でなかなか会えなかった家もある。久々の訪問で、つい長話になることも多く、当初思い描いていたような軒数を回れていないという事情もある。
 今朝もNさんの家に初めて上がらせてもらい、コーヒーをいただきながら話をさせてもらった。
 
 知人から選挙の話を聞いていたという人からは「いつ回ってきてやろかと思っとった」という人。あるいは玄関先で顔を見るなり手を差し出して「がんばれ!」と握手してくる人もいる。
 年の瀬も迫り、こちらのテンションが追い越され、お尻をたたかれているような気分である。

 こうした中、市議選への決意を語ると皆さんの反応は実に様々である。
 「何で?県議選にもう一回挑戦すればいいがに・・・」
 「何で?なんか格落ちみたい。」
 「なるほど、がんばれ」
 「そりゃいい、楽しみにしとるよ」
 議員に再挑戦自体、おもしろくない人からは「出るな!」という代わりに「国政でもやりゃいいがに」と言われる。もちろん自民現職支持の人である。

 県議選に、という人には大きく3パターンあるように思う。
 ひとつは、心からもう一回県議返り咲きを期待してくれてる人。ありがたい限りである。
 二つ目は、市議選という選択にどうしても納得いかない人。
 いずれもしっかり私の思いを説明するしかない。

 三つ目は、現在の県議選珠洲市選挙区をめぐる情勢に不満を持っているである。
 来春の県議選をめぐる珠洲市の情勢は異常な状態となっている。現職の自民・塚崎氏は再選への意欲を持っているが、市長や多くの自民市議は自民公認での対抗馬擁立を目指している。
 塚崎氏本人の能力やこの4年間の努力の一方で、多くの市民の彼に対する評価には厳しいものがある。かといって非自民勢力には対抗馬を擁立する元気はない。結果として自民内のコップの中の争いを許しているのである。
 だからといって私に振られるのは待った!光栄ではあるが、迷惑な話でもある。

 なぜ市議選か。教育含め個別政策でも課題はたくさんあるが、まずは市長としっかり議論のできる議会へと、議会改革を進めたい。
 地域主権が叫ばれる昨今、国政から県政へ、あるいは県政から市政へという政治家の動きかできてもいいではないか。

 某先輩議員は、市議会に「新風」とはとても言えないが、「暴風」を巻き起こすことを期待していると言ってくれた。
 がんばりたい。


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