北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

市議会議長会研究フォーラムに全国から2408人参加

2011-10-12 | 活動報告
 青森市内で開催された全国市議会議長会の研究フォーラムに参加。
 全国各地から2408人(議会事務局職員もいるが大半がもちろん市議)が参加というのも驚きだが、参加者名簿を見れば石川県からも64人の市議が参加。県内9市で来てないのは輪島、羽咋、七尾の三市だけである。


 集会は元総務大臣の増田寛也氏が「二元代表制と地方議会改革」というテーマで基調講演。東日本大震災後の被災地で議会の姿が見えないことを指摘し(片山前総務大臣も同様の指摘をしている)、災害時こそ議会の真価を!と訴え、制度改正への積極的な提案を求めた。
 また、今後の分権改革が進む中、①市町村への一括交付金の交付について慎重な議論を、②市町村の広域連携をもっと進めるべき、③都道府県の責任・役割の明確化を、と指摘された。


 パネルディスカッションは新藤宗幸元立教大教授(この肩書きが私には一番しっくりくる)がコーディネーターを務め「地方議会と直接民主主義について」というテーマで議論。
 今回のフォーラムで一番期待したプログラムで、時間不足だったがかなりおもしろい議論が展開された。新藤さんの突っ込みは鋭く、パネラーの金井利之東大大学院教授の話も興味深かった。


 もっとも、今日の一番のヒットは鹿内博青森市長と会えたこと。
 お互い15年以上前から知っていながら今日が初対面。鹿内さんは核燃サイクル反対で青森県議会で活躍し、2年前の青森市長選挙に鞍替え立候補し、見事市民派市長として当選を飾った。
 今日の集会後の意見交換会(懇親会)でお互いの近況を話し合うことができた。

 明日は議会基本条例についての討議がおこなわれる。


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