北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

安倍-石破体制

2012-09-28 | 雑感
 自民党の新しい総裁に安倍晋三氏が選出された第一印象。
 「おっ、民主の政権維持の芽が小さいながらも出てきたか」
 
 安倍氏はかつての総理時代にやり残したことがあるのだという。
 改憲であり、日米軍事同盟の強化であり、愛国心教育の徹底である。
 石破氏の幹事長登用でタカ派路線はかつてないほど強化された。

 3年間でボロボロの民主政権であるが、かつて国民の生活が第一(というスローガンはもう使えないし、使わなくていいが)と言ったように、民主党の政策の違いを鮮明にして国民に再度政権選択を迫るチャンスである。
 谷垣総裁のままと比べると、右勢力は元気に自民党を応援するかもしれないが、かつての政権交代選挙で民主に投票した有権者にもう一度支持をお願いするには、安倍総裁ほど組みやすい相手はいないのではないか、と思ったが・・・

 ところが、民主からは喜びの声は聞こえてこない。

 「原発ゼロは非現実的」・・・本当はそう言いたかったんだよなぁ・・・
 「集団的自衛権容認、日米同盟強化」・・・本家本元がでてきてしまった・・・

 「自民党野田派」と揶揄される民主党にとって、このあたりが本音かもしれない。


コメントを投稿