北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

志賀町教委を視察

2012-09-27 | 教育
 いしかわ教育総研で志賀町教委を視察。
 この部屋は志賀原発関連の申し入れでは何度も訪れている会議室である。
 前回訪れたのは確か4年前。臨界事故隠し後の再稼働反対の申し入れを当時の細川町長におこなって以来か。
 
 町役場で教育施策全般について穴田教育長らから説明を受けた後、志賀町陸上競技場と高浜小学校を視察。
 
 H15年4月、第3種公認競技場として竣工を向かえた陸上競技場は、全体事業費76,328千円。うち17,000千円が電源立地地域対策交付金である。
 今年度、管理棟を新設し、写真判定装置を新たに導入した。
 秋に入り、天然芝の緑が映える。猛暑の中の管理が大変だったとのこと。
 陸連から公認される大変さ、合宿誘致の取り組みなどを学ぶ。

 続いて高浜小学校で校長先生から小中連携の取り組みや図書館教育など、学校運営全般について詳細な説明を受ける。
 学力向上策では、全国学力調査の点数向上を目指す珠洲とは大きく異なる取り組みを展開している点が非常に興味深い。
 今年度、学校図書室を3階の奥から2階の中央の空き教室に移動し、貸出冊数が大きく伸びているとのこと。図書館司書は珠洲の態勢の方が充実しているが、町内の学校での読書ボランティアの方が8人いるという。
 民間出身の教育長はキャリア教育と読書教育に力をいれている。


 教委視察は、かほく市、白山市に続き私にとっては3つ目だが、いずれもところ変われば取り組みも様々。あらためて珠洲の長所、短所が浮き上がってくる。
 


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