この建物が「空き家」ではない。
これはうちの納屋。
空き家になっていたのは軒下のスズメバチの巣。
例年この時期になるとハチが活発に活動するが、今年は特に多い。
先日など、夜帰宅するとなんと玄関先の街頭に5~6匹のスズメバチが飛び交っていた
なんでこんな時間に、こんなところに・・・
絶対近くに巣を作っているに違いないと思って探すが見つからない。
なんと今年の巣はこの古い巣の再利用だったのだ。
スズメバチは巣を再利用しないと聞いていた。
だから、というわけでもないが古い巣は家の飾りのようなものと思って放置してきたのだが・・・
調べてみても(スズメバチの巣を撤去する業者のHPなど)、どれも基本的には「スズメバチは巣の再利用はしない」、「ワンシーズン使い捨て」などと記載してある。
ハチ110番
ハチ駆除ネット
泉ヶ岳さんのブログ「日々是雑感」
稀に古い巣を取り込むような形で新しい巣を作ることはあるそうだが、どうみても「取り込む」という使い方ではない。
外形はもとのままでだが内部のリフォームはしているのかもしれない。
もしかしたら各部屋作り直すリノベーションかもしれないが、いずれにしても古い巣の再利用だ。
ちなみに再利用してる巣はここ数年に作られたものではない。
この写真は2013年10月に撮影したもの。
このとき紹介したブログは「スズメバチ 大忙し」。
写真右端の巣がこの年作られたもの。
つまり今再利用している巣は7年以上前のもの。
下の方は傷みかけていたので、崩れ落ちるのも時間の問題かと思っていたが甘かった。
レアケースかと思うが、これが流行になったらたまったものではない。
うちの周りにはこれ以外にも古いスズメバチの巣がいっぱいあるんだから
たとえ空き家であっても、スズメバチの巣を放置しているなんて、信じられないようなことをなさいますね。
たとえ虫であっても、人間に危害を与えるような生き物を、生活圏内に住まわせてはいけません。
あなたは平気でも、毒に対しての免疫力の未発達な子供や孫たちが犠牲になりかねません。
専門業者にお任せして、古い巣も含めてかたずけてもらいなさい。お金はこういう時にかかるのは致し方ありません。
どうか、善処を願います。