北國新聞(9月30日)
9月21日に開かれた原子力規制委員会審査会合で、審査に臨んだ北陸電力は規制庁の審査官らからボコボコにされた。
こちら参照。
北電が新規制基準の適合性審査(再稼働の申請)を取り下げるくらいに「もっと叩けぇ~!」と思った方も多いと思うし、北電の能力からすれば当然だと思った方も多いだろう。
だけど、その一方で、記載すべきことを記載していない、あるいは誤字が多いといったまことに低次元の指摘について、審査会合の前に打ち合わせやってるはずなのに、なぜ事前に指摘して修正させず、本番で指摘した?規制庁の北電イジメ?と不思議に思ってきた。
その回答が、少し前になるが9月30日の北國新聞に掲載されていた。
今年6月から事前打ち合わせが2回までとなり、特に今回は1回しかやってなかったとのこと。
その理由は癒着と思われるのを防ぎ、審査の透明性を高めるためとのこと。
もっともな理由だ。
これからもぶっつけ本番は続く。
ということは、これからも志賀原発の審査会合で「時間の無駄」が繰り返されるということか。
再稼働阻止のたたかいは長期化し、しんどい局面にあるが、北電もゴールの見えない審査会合を前に、一銭も稼がず利益を食いつぶすだけの志賀原発をいつまで抱え続けるのか、厳しい経営問題に直面している。
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