北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

薪運び

2012-04-28 | 薪ストーブ
 GW初日。
 早朝から能登町のOさんの柿畑に行き、軽トラを借りて薪用の木を運ぶ。

 途中、おそらくは金沢方面へ遊びにいくのだろう、知人の車に次々とすれ違う。
 珠洲に残った人は田んぼの代掻きである。珠洲にはこんなにたくさんトラクターがあるのかと感心するくらい、珠洲道路沿い、右も左もトラクターが走り回る。

 さて、今日運んだのは軽トラ5往復分。
 一回に350Kgとして計1.75トン。積んで、降ろして、と2回持ち上げるので3.5トン今日は持ったことになる。


 剪定した柿の木の枝もあるが、半分近くは杉、松も少し混じっている。
 柿の木は、薪ストーブ用の薪に適していてありがたい。
 杉は伐採してから3年ほど経ってるので結構軽い。薪ストーブでは、立ち上げの火力をあげる時には使えるが、どちらかというと不向きである。主に薪風呂用に使うことになりだろう。
 松はほとんど使ったことがないが、火力が強すぎるから少ずつ使うことになるだろう。
 
 さて、なぜ柿畑に杉があるのか。

 実は県が拓いた畑にOさんが入植した時、周りに杉を植えるよう県から指導があったそうな。
 「果樹園の「園」の字わかるやろ。果樹を植えたら周りを囲むもんなんや」と言われ、指導に従い杉を植えたという。
 ところが杉の木が大きくなった頃、杉の木にやってくる虫が柿にとっては害虫だとわかり、切り倒さなければならなくなったそうだ。
 春先の霜に対しても、周りが木に囲まれていると空気が流れず、被害が大きくなるそうだ。


 
 最近は原発の原子力安全・保安院や震災がれき処理の環境省などの影に隠れ、農水省の批判はあまりマスコミに登場しないが、国営のパイロット事業で、土壌が合わないところに栗を植えさせたのは有名な話。県営も失敗話は尽きないようだ。

 


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