北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

自治労賃金確定闘争勝利総決起集会に参加

2011-11-09 | 活動報告
 「2011自治労石川県本部 賃金確定闘争勝利総決起集会」
 「2011現業・公企統一闘争珠洲地区集会」

 自治労石川県本部傘下の珠洲市職、能登町職、県職労組合員約100人が参加しての上記集会に参加し、連帯のあいさつをさせてもらう。

 実は私自身は自治労主催の集会でのあいさつは初めて。
 以前の平和運動センター時代も自治労の皆さんとの関係づくりはお互い苦労し、その前の珠洲原発時代は珠洲市職の皆さんとはもっと難しい時代を経験している。

 そんなわけで、自治労主催の集会で挨拶をさせてもらえるというのは、ある意味、感慨深いものがある。

 それにしても、組合用語が並んだ集会名。
 いわゆる一般市民の皆さんには意味不明という方も増えてきた。
 若い組合員でも、役員をやってない方には通じなくなってきたとも聞く。
 
 平和運動センター時代、当初、かく言う私もわからない言葉が周囲に飛び交って面食らったものである。特に略された業界用語が意味不明であった。いわゆる闘争用語に違和感を感じたことも多い。
 市民から異端視されては運動は広がらない。労働運動停滞の原因は用語にもある。という思いから、組合出身でない私が労働組合組織の事務局に入るからには、ビラ一枚つくるにしても表現を変えなければと意識したものだ。
 もっとも、しっかり闘争用語を使わないと、頑張っている組合員にとっては力が入らないという声もチラホラ耳に入ってくる。
 悩ましいところである。

 連合が発足してから、「闘争」という用語もあまり聞かれなくなった。
 それでも、「春闘」や「秋闘」は変えるわけにはいかない。
 憲法に定められた労働基本権がますます軽視されるいまの時代だからこそ、あえて労働界で使われている一つひとつの古めかしい言葉の意味、集会の目的や歴史を再確認し、労働運動について学んでいくことにも大きな意義のあるのではないかと思う。


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