北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

竜巻が福島第一を襲ったら・・・

2013-09-04 | 脱原発
 今日は栃木県内、1昨日は埼玉から千葉にかけて、そして昨年5月には茨城県つくば市でも竜巻が発生し大きな被害をもたらした。

 こうなるとさらに心配なのは福島第一原発を竜巻が襲ったらどうなるのかということ。
 建屋が壊れていた4号機は外壁や屋根の取り付けが完了したということで少しはましか。

 もし燃料プールがむき出し状態のときに竜巻が襲っていたら・・・建屋が破損しプールから水漏れしても大変、プールの水が竜巻で巻き上げても大変。それだけでもう首都圏数千万人がは避難区域である。

 4号機の建屋を覆う外壁や屋根の強度がどの程度なのか、竜巻に対してどこまで耐えるのかはわからないが、仮に大丈夫だとしても次は汚染水を入れているタンクは大丈夫か。
 直接破損させなくとも、たとえば敷地内にある工具などの金属類が巻き上げられタンクを突き破るということもありうるのではないか。次々と高レベルの汚染水タンクが破損したら、修復作業に作業員が入ることもできない。
 その他、敷地内にはたくさんの配管や配線があるはずである。再び電源を失う、あるいは冷却機能を失うといったことは起こらないのか。
 
 決して杞憂ではない。
 日刊ゲンダイ(9月4日)も必見。


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