福島の収束宣言や大飯再稼働など、もはや脱原子力依存どころか原子力ムラ再建に全力投球の野田内閣だが、今日はいよいよ原子力規制委員会の人事案を衆議院議会運営委員会に提示した。
原子力安全・保安院が解体され、今後の原子力規制行政を左右する原子力規制委員会でるが、なんとも露骨な原子力ムラ人事である。
発電所直下の活断層の存在が指摘された志賀原発。昨日再調査の計画が公表されたが、調査が厳正・的確におこなわれるかどうかを監視し、そしてその調査結果について評価する組織がこれでは、北陸電力は会長、社長以下経営陣は胸をなでおろしていることだろう。
これで野田内閣がいつ崩壊しようとも原子力ムラは安泰だと言わんばかりの人選である。
様々なグル―プ・団体が反対の申し入れや要請書を提出しているが、その中の一つを紹介する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「原子力規制委員会」の同意人事に関する緊急アピール
細野豪志大臣!
原子力規制委員会に「原子力ムラ」の人選!?
田中俊一氏らから適任者に今すぐ差し替えを!
2012年7月21日
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
エネシフ・ジャパン有志
7月20日、「原子力規制委員会」の5人(田中俊一氏、更田豊志氏、大島賢三氏、
中村佳代子氏、島崎邦彦氏)の国会同意人事案が複数のメディア に報じられました。
新しい原子力規制委員会の設置は、「1.利用と規制の分離、2.原子力安全規制
に対する国民の信頼を得る」の二つを大きな目的とし、その人選は 「1.中立公正性
2.透明性の確保を徹底する」としていました。
ところが、政府は、原子力学会会長や原子力委員長代理(2009.1.1~2009.12.31)と
して、原子力事業者と一緒になって原発を推 進してきた田中俊一氏を、規制委員会
の委員長に横滑りさせるという提案をしました。これは、「原子力ムラ」の中心人物に
「規制」を担当させるもの で、「利用と規制の一体化」に他ならず、「中立公正」でもな
く、国会での法案審議の趣旨を踏みにじり、原子力安全行政に対して更なる国民の
不信を もたらす人事案です。
同意人事案提案の責任は、細野豪志原発担当大臣にあります。細野大臣、「原子力
ムラとの決別宣言」を全うするよう、直ちにこの案を撤回し、適切 な人事案を国会に
提示してください。
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≪問題だらけの政府人事案:直ちに差し替えを!≫
【委員長候補】
×田中俊一(たなか しゅんいち)氏:【原子力ムラ・不適格】
(独)日本原子力研究開発機構(旧動燃)副理事長、原子力委員長代理、原子力学会会長を歴任。
※長年にわたって「原子力ムラ」の中心で活動。
※「原子力委員会」は国の原子力推進機関。原子力事業者と秘密会合を重ねて原子力を
推進するなど公正さに疑惑がもたれており、原子力委員長代理と しての田中氏の行動に
対する第三者による検証が必要。
※副理事長である「(独)日本原子力研究開発機構」は、政府の原発推進、核燃料サイク
ル推進の研究開発機関。高速増殖炉「もんじゅ」の設置主体 であり、「原子力ムラ」の関係
者ではなく、「当事者」。
※さらに、田中氏は、原子力損害賠償紛争審査会において、「政府が避難の基準としている
20mSVをゆるがすべきではない」として、最後まで自主 的避難者に対しての賠償方針を策
定しようとする能見会長に抵抗。審査会で決まったあとも、抗議文を読み上げ、福島の被害
住民や、傍聴者の怒りを かった。住民の帰還基準を20mSVと主張し、原研機構に除染利権
をもたらし、自身は福島県除染アドバイザーに。
【委員候補】
×更田豊志(ふけた とよし)氏:【原子力ムラ・不適格】
日本原子力研究開発機構の安全研究センター副センター長。福島第一原発事故後も原発
推進を前提とした「原発の継続的改善」を主張。日本原子力研究 開発機構は、「原子力ムラ」
の当事者。安全規制対象の「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構の現役幹部を
登用することは、実質的に欠格要 件に該当する人事。
×中村佳代子(なかむら かよこ)氏:【規制対象事業者・不適格】
中村氏の所属する(公益社団法人)日本アイソトープ協会は医療用放射性廃棄物処理工場
を運営し、最終処分場の設置を計画中。原子力安全規制の対象 になる事業所の代表を規
制委員に加えることは、実質的に欠格要件に該当する人事。
×大島賢三(おおしま けんぞう)氏:【外務官僚・不適格】
国連大使、JICA副理事長・顧問を歴任した外務官僚。
※政府から独立して政策を決定し、執行する原子力規制委員会に、そもそも官僚OBは不適格。
原子力規制委員会の業務である原発再稼働の基準、原発 40年廃炉、放射線モニタリングなど
の専門家でもない官僚OBは、政府の意向を原子力委員会に反映させるためのお目付け役に
すぎない。
△島崎氏についても、十分慎重な調査が必要と思われる。
原子力安全・保安院が解体され、今後の原子力規制行政を左右する原子力規制委員会でるが、なんとも露骨な原子力ムラ人事である。
発電所直下の活断層の存在が指摘された志賀原発。昨日再調査の計画が公表されたが、調査が厳正・的確におこなわれるかどうかを監視し、そしてその調査結果について評価する組織がこれでは、北陸電力は会長、社長以下経営陣は胸をなでおろしていることだろう。
これで野田内閣がいつ崩壊しようとも原子力ムラは安泰だと言わんばかりの人選である。
様々なグル―プ・団体が反対の申し入れや要請書を提出しているが、その中の一つを紹介する。
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「原子力規制委員会」の同意人事に関する緊急アピール
細野豪志大臣!
原子力規制委員会に「原子力ムラ」の人選!?
田中俊一氏らから適任者に今すぐ差し替えを!
2012年7月21日
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
エネシフ・ジャパン有志
7月20日、「原子力規制委員会」の5人(田中俊一氏、更田豊志氏、大島賢三氏、
中村佳代子氏、島崎邦彦氏)の国会同意人事案が複数のメディア に報じられました。
新しい原子力規制委員会の設置は、「1.利用と規制の分離、2.原子力安全規制
に対する国民の信頼を得る」の二つを大きな目的とし、その人選は 「1.中立公正性
2.透明性の確保を徹底する」としていました。
ところが、政府は、原子力学会会長や原子力委員長代理(2009.1.1~2009.12.31)と
して、原子力事業者と一緒になって原発を推 進してきた田中俊一氏を、規制委員会
の委員長に横滑りさせるという提案をしました。これは、「原子力ムラ」の中心人物に
「規制」を担当させるもの で、「利用と規制の一体化」に他ならず、「中立公正」でもな
く、国会での法案審議の趣旨を踏みにじり、原子力安全行政に対して更なる国民の
不信を もたらす人事案です。
同意人事案提案の責任は、細野豪志原発担当大臣にあります。細野大臣、「原子力
ムラとの決別宣言」を全うするよう、直ちにこの案を撤回し、適切 な人事案を国会に
提示してください。
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≪問題だらけの政府人事案:直ちに差し替えを!≫
【委員長候補】
×田中俊一(たなか しゅんいち)氏:【原子力ムラ・不適格】
(独)日本原子力研究開発機構(旧動燃)副理事長、原子力委員長代理、原子力学会会長を歴任。
※長年にわたって「原子力ムラ」の中心で活動。
※「原子力委員会」は国の原子力推進機関。原子力事業者と秘密会合を重ねて原子力を
推進するなど公正さに疑惑がもたれており、原子力委員長代理と しての田中氏の行動に
対する第三者による検証が必要。
※副理事長である「(独)日本原子力研究開発機構」は、政府の原発推進、核燃料サイク
ル推進の研究開発機関。高速増殖炉「もんじゅ」の設置主体 であり、「原子力ムラ」の関係
者ではなく、「当事者」。
※さらに、田中氏は、原子力損害賠償紛争審査会において、「政府が避難の基準としている
20mSVをゆるがすべきではない」として、最後まで自主 的避難者に対しての賠償方針を策
定しようとする能見会長に抵抗。審査会で決まったあとも、抗議文を読み上げ、福島の被害
住民や、傍聴者の怒りを かった。住民の帰還基準を20mSVと主張し、原研機構に除染利権
をもたらし、自身は福島県除染アドバイザーに。
【委員候補】
×更田豊志(ふけた とよし)氏:【原子力ムラ・不適格】
日本原子力研究開発機構の安全研究センター副センター長。福島第一原発事故後も原発
推進を前提とした「原発の継続的改善」を主張。日本原子力研究 開発機構は、「原子力ムラ」
の当事者。安全規制対象の「もんじゅ」を運営する日本原子力研究開発機構の現役幹部を
登用することは、実質的に欠格要 件に該当する人事。
×中村佳代子(なかむら かよこ)氏:【規制対象事業者・不適格】
中村氏の所属する(公益社団法人)日本アイソトープ協会は医療用放射性廃棄物処理工場
を運営し、最終処分場の設置を計画中。原子力安全規制の対象 になる事業所の代表を規
制委員に加えることは、実質的に欠格要件に該当する人事。
×大島賢三(おおしま けんぞう)氏:【外務官僚・不適格】
国連大使、JICA副理事長・顧問を歴任した外務官僚。
※政府から独立して政策を決定し、執行する原子力規制委員会に、そもそも官僚OBは不適格。
原子力規制委員会の業務である原発再稼働の基準、原発 40年廃炉、放射線モニタリングなど
の専門家でもない官僚OBは、政府の意向を原子力委員会に反映させるためのお目付け役に
すぎない。
△島崎氏についても、十分慎重な調査が必要と思われる。
今の近藤某や北村某では何もできない。
決起を!!
要は反対するしか能がないのである。
資源の乏しい日本。原子力に変わる対案はあるのか。
対案がある!だから原発はやめてくれとかそんな意見も出さないで単純に反対する人がいるのがとても嫌なのですよ。
地元が協力して次世代エネルギーを開発するとかそんなニュースのひとつでもあればまだ納得はできますがね。
耳障りのいい言葉だけではダメだ。
市長選で大差に負けたのはその証左。
これだけ国費を投入する、これだけ電気代は負担してもらうという話を出してほしい。
北野さんには司法や市民運動だけでなく、政治で勝負する責任がある。
いまのあなたには本気で政治闘争に勝負する気迫がない。
また、今朝の北國新聞では金沢市で市民出資の太陽光発電所の計画が紹介されていますが、この取り組みを進める北陸大の三國さんはすでに門前の方で市民出資の風力発電所も作っています。
珠洲市でも「自然と共生する珠洲市」を掲げる泉谷市政が誕生し、風力30基(北陸の市町村では1番)に加え、今年はメガソーラーもできます。コメントいただいた青年団員さんやUnknownはどの次元での対案を求めておられるのかわかりかねますが、以上のような動きにもぜひ関心を寄せていただきたいと思います。
ただし、今の志賀や大飯の再稼働問題と「対案問題」は絡めるべきではないと思います。
連日の猛暑の中でも大飯3,4がなくても電力供給に余裕があることは電力各社の電気予報でも明らかです。節電目標を緩和しての数字です。
今の再稼働問題は電力供給問題ではなく、電力会社の経営問題であって、危険性と天秤にかける問題ではないと思っています。
志賀原発廃炉後の志賀町の財政やまちづくりは、反対派に対案を求める前に活断層を見逃してきた国、そしてその報告を鵜呑みにしてきた県の責任を明らかにする中で、志賀町を中心に国や県も交えて協議していく問題だと思います。
「志賀原発廃炉後の志賀町の財政やまちづくりは、反対派に対案を求める前に活断層を見逃してきた国、そしてその報告を鵜呑みにしてきた県の責任を明らかにする中で、志賀町を中心に国や県も交えて協議していく問題だと思います。」
これがあなたが県議時代の珠洲市でできなかったのに、なぜ志賀町でできると言えるんだ?
そういう言い方は有権者を愚弄している。
言ってませんでしたw
振り回されるのは市民だ。
はずがない。
市議であるあなたがこんな幼稚な意見しか述べられない
ことが悲しい。