北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

第53回護憲大会へ

2016-11-12 | 活動報告
   

今日は第53回護憲大会。
富山市内での開催ということで、私も6年ぶりに参加する。
会場のオーバードホールは全国からの参加者で埋め尽くされる。 

   

昨年9月19日の戦争法可決、そして今年7月の参議院選挙で衆参両院での改憲勢力が3分の2を占めるという情勢下、憲法理念実現の意義をあらためて確認し、当面の課題として、沖縄・辺野古、高江のたたかい強化、目前に迫った自衛隊の南スーダン派兵阻止などが提案される。

今日の開会総会のメイン企画は「漂流する日本政治 アベ政治のこれまでとこれから」と題して、経済、政治、沖縄問題の3本の柱で提起を受ける。
最初は横浜市立大の金子文雄教名誉授が「アベノミクスと格差社会」と題して講演。
護憲大会で経済政策を学ぶのは、まさにアベノミクスのよって格差社会が一段と拡大し、人権問題としても深刻だから。
2人目は日本体育大学の清水雅彦教授っから「安倍政権の憲法とは」と題して、自民党の日本国憲法改正草案(2012年4月公表)の問題点、特に緊急事態条項やPKO派兵を中心に学ぶ。
3人目は名城大学の大城渡教授が「東村高江(沖縄)における警察機動隊活動問題への法的アプローチ」と題して、警察行政について戦前戦後の警察・公安委員会制度の沿革、市民と警察との関係、そして現在高江で行われておる警察権の異常なまでの濫用について、法的に検討を加えていく。警察が政府の国策強行のための手段、道具化されて行く状況は、戦前の警察活動の政治化そのものであり、軍国主義体制の復活だと厳しく指摘する。



夜は北信越5県の参加者に平和フォーラムの代表やスタッフ、そして講師の皆さんらか参加しての交流会。
私も数年ぶりに再会する多くの仲間との会話で盛り上がり、あっという間に時間が過ぎていく。

明日は7つの分科会とフィールドワーク。
私は第二分科会「地球環境ー脱原発に向けて」に参加する。


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