北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

一人一票実現国民会議 ド~ンと連続3頁の意見広告

2013-09-07 | 雑感
 朝日新聞配達区域外に位置するうちは、他の郵便物と一緒にたいがい夕方近くに郵便屋さんが届けてくれる。

 今日(2013.9.7)の新聞をパラパラめくると、14面、15面、16面と全面文字ばかり、というか漢字がいっぱいの紙面が続く。
 内容はさておき、こんな紙面のつくりはあるか?と思って見る(読むのではない)と意見広告である。

 一人一票実現国民会議が紙面3ページ連続の意見広告を出したのだ。
 内容はこちら

 一票の格差是正を求める訴訟の訴状はこういう内容、こういう構成なのかなとずいぶん勉強になりそうだが、これを読むには法律用語の基礎知識以前にかなりの根性がいる。議会中の身ではとても読むことはできそうもない。
 が、国民主権とはなんぞやと突き詰めて考えてみたい人・・・に限らず、そして読書の秋だから・・・ということに関係なく、主権者である国民としてやはりお勧めの意見広告である(自分が読まないのに無責任な話だが)。

 先日4日には婚外子差別の違憲判決もあったが、一票の格差の裁判も「あなたは1票、私は0.5票」というのはおかしい!という主張はもっともな話で、法改正に向けた国会議員の怠慢は厳しく批判しなければならない。

 だが、まさに正論なのだが、どうもしっくりしないなぁという人も案外少なくないのではないか。特に過疎地に住む人には多いのではないかと思う。
 だいたい都会は投票率が低いじゃないか、田舎は面積が広いし、海岸線だって長いじゃないか。有権者は少ないかもしれないがキツネやタヌキ、イノシシはいっぱいいるぞ!という声も含め、単純に人口比例でいいのかという意見も根強いように思う。

 そんな違和感に対する回答ではないが、違和感を解きほぐす一つの糸口として次の記事を紹介したい。


(朝日新聞 2013.4.21)



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