先日の甘利明経済財政政策担当大臣の辞任には驚いた。
何に驚いたかといえば、大臣辞任どころか議員辞職でも不思議でないのに、大臣の辞任が大きなサプライズとして報じられ、潔さや同情をもって受け止められ、おまけに多少なりとも安倍内閣の支持率アップにまで貢献したからだ。
なぜ「当たり前」が「サプライズ」になったのか。
いうまでもなく事前の新聞・テレビ等では「甘利氏本人は自らの疑惑を否定、秘書についてはさらに調査を継続」くらいにして甘利辞任は当面なしが官邸周辺の方針だと繰り返し報道されていたからだ。
甘利も安倍もケシカラン!と思いつつ、政治ってそんなもんだとシラケ気味に記者会見を見ていたら、なんと大臣辞任。
ちゃんとやるじゃん、見直した!と国民は勝手に評価を上げてしまった。
あらためて私たちの感覚というのは、当たり前のことでも自分で想定していなければサプライズになってしまうことを痛感。
マイナス金利もしかり。
多くの国民はそんなの初めて聞いたとサプライズ。
金融関係者も、「やらない」、「考えてない」って言ってたじゃないか!とサプライズ。
甘利辞任ニュースまでもややかき消してしまった
そんな中、北陸中日新聞のコラムで竹田茂夫氏はマイナス金利の次はヘリコプターマネーという究極の手段もあると紹介している。
ヘリコプターマネー???
国民に直接カネを配ってデフレを脱却する金融政策だそうで、日銀がおこなう金融政策と異なり、景気対策を名目に政府側の判断でおこなえる事実上の金融緩和策のよう。
早い話がかつての地域振興券の巨大版。
デフレギャップが30~40兆円なので、一人当たり30万円配ればデフレ脱却ってこと?
家族4人なら120万円!
参議院選挙前にやればそれこそバラマキ効果絶大だ。
バーナンキFRB議長も賛成論者だそうだ。
一方で経済理論からの疑問はもちろんのこと、とんでもない愚民政策との批判もある。
アベクロ路線からは何が飛び出すかわからない。
ヘリコプターマネーをびっくりポンや!ってことで大喜びしないよう心の準備はしておいたほうがよさそう。
何に驚いたかといえば、大臣辞任どころか議員辞職でも不思議でないのに、大臣の辞任が大きなサプライズとして報じられ、潔さや同情をもって受け止められ、おまけに多少なりとも安倍内閣の支持率アップにまで貢献したからだ。
なぜ「当たり前」が「サプライズ」になったのか。
いうまでもなく事前の新聞・テレビ等では「甘利氏本人は自らの疑惑を否定、秘書についてはさらに調査を継続」くらいにして甘利辞任は当面なしが官邸周辺の方針だと繰り返し報道されていたからだ。
甘利も安倍もケシカラン!と思いつつ、政治ってそんなもんだとシラケ気味に記者会見を見ていたら、なんと大臣辞任。
ちゃんとやるじゃん、見直した!と国民は勝手に評価を上げてしまった。
あらためて私たちの感覚というのは、当たり前のことでも自分で想定していなければサプライズになってしまうことを痛感。
マイナス金利もしかり。
多くの国民はそんなの初めて聞いたとサプライズ。
金融関係者も、「やらない」、「考えてない」って言ってたじゃないか!とサプライズ。
甘利辞任ニュースまでもややかき消してしまった
そんな中、北陸中日新聞のコラムで竹田茂夫氏はマイナス金利の次はヘリコプターマネーという究極の手段もあると紹介している。
ヘリコプターマネー???
国民に直接カネを配ってデフレを脱却する金融政策だそうで、日銀がおこなう金融政策と異なり、景気対策を名目に政府側の判断でおこなえる事実上の金融緩和策のよう。
早い話がかつての地域振興券の巨大版。
デフレギャップが30~40兆円なので、一人当たり30万円配ればデフレ脱却ってこと?
家族4人なら120万円!
参議院選挙前にやればそれこそバラマキ効果絶大だ。
バーナンキFRB議長も賛成論者だそうだ。
一方で経済理論からの疑問はもちろんのこと、とんでもない愚民政策との批判もある。
アベクロ路線からは何が飛び出すかわからない。
ヘリコプターマネーをびっくりポンや!ってことで大喜びしないよう心の準備はしておいたほうがよさそう。
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