こんな「暖房ゼロ」生活

都知事選告示日。
首都東京から原発を問う選挙戦を期待したい。

今現在も原発ゼロだが原発ゼロでは日本は立ち行かない、非現実的との声がいまだに聞かれる。

そんな中、今朝の新聞紙面から気に入った記事をひとつ紹介。



朝日新聞社会社説担当の論説委員稲垣えみ子さんが３．１１からはじめたエアコンもコタツもなしの暖房ゼロ生活。
寒さと向きあう中で見つける小さな幸せの数々。

秘密兵器・湯たんぽの発見。

寒い部屋だからこそ味わえる熱燗のうまさ。

「ない」中にも小さな幸せは無限に隠れているのだとの言葉に実感がこもる。

何にもない中から本物の豊かさを発見するのは田舎暮らしの専売特許かと思っていたが、都会の真ん中の、おそらくはマンションだと思うが、そこでも「ない」中に幸せがある。

マイクを握った候補者が話すようなことではないが、せっかく実現しそうな脱原発選挙だから、その周辺でこんな話もたくさん出てきてほしい。