震災がれき受入断念の申し入れ

　午後３時から「石川の里山里海、子どもたちの未来を放射能から守る会」として４回目となる輪島市へのがれき受け入れ断念の申し入れに参加する。あわせて６月１５日に提出した質問状の回答に対する再質問状も提出する。



　申入書および質問状はこちらから。　

　輪島市議会一般質問前日という慌ただしい日程の中、対応してくれる丹圃俊記福祉環境部長は「この忙しいときに！」と不機嫌な顔で現れるかと思ったら、いつになく明るくさっぱりした表情。
　もしや、明日の一般質問で梶市長は受入断念を表明する方針で、部長は「明日でようやく震災がれき問題から解放されるぞ～」という気分で明るいのかと思ったが、残念ながら従来の方針の繰り返しとなるよう。

　残念ながらいましばらく梶市長の一人相撲は続きそうだ。

　帰りに、会の代表の新木さんらが運営する水産加工場へ寄る。
　アワビやサザエ、タイ、カジメなど様々な食材を加工し、東京のデパートなどでも扱ってもらっていて、味は太鼓判。サザエ飯などは高級料亭（には行ったことはないが）の味である。

　そこで今回、スイカのジャムの試作品をつくったとのこと。
　家で少し味見をしてみるともちろんスイカの濃密な味がする。来シーズンはぜひ扱いたいという店がすでにあるとか。



　横の小さなビンはスイカの糖蜜。高級健康食品として売れる品だそうで、もったいなくってなかなか手が付けられない。
　　
　ところでこのジャムになったスイカの生産地はといえば珠洲の高屋。ここでスイカづくりに長年取り組む私の同級生の板谷儀博（「よしひろのスイカ」で大阪、名古屋にもファンは多い）の畑で、出荷できなかったものを分けてもらいジャムにしたとのこと。他のスイカよりよしひろのスイカのジャムが一番おいしくなるそうだ。