北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

第6回「はじめと出会おう もう一度」

2020-02-02 | 活動報告


元石川県議、元美術教師で絵画や造形の作家としても活躍した藤井肇さんが亡くなってあさってで丸6年となる。
亡くなった年の暮れ2014年12月25日にはかつての教え子や同僚、組合関係の仲間、芸術関係の仲間、そして選挙や議員活動を通じての仲間など多くの関係者が石川県教育会館に集まり、藤井さんを偲ぶ「はじめます はじめと出会おう もう一度」が開催された。
そして2016年の命日からはこの企画の実行委員会を担った人たちが集まり、藤井さんとゆかりのある人を招いて思い出などを語りあう場が設けられてきた。
私も「県議会議員藤井肇」の思い出を語る機会をいただき、以後、毎年参加させてもらっている。

「7回忌」の節目となる今回のゲストはかつての同僚の坂根さんと粕谷さん。
坂根さんは藤井さんの作品を整理したホームページ「藤井肇仮想美術館」を1996年から作成・管理している。
もう1人のゲスト粕谷さんは野田中後援会の中心メンバーとして藤井さんを支えてきた方。
教員時代のエピソード、選挙戦の思い出などが昨日の話のように具体的に語られる。

当時は一見型破りと受け止められていた振る舞い、教室で子どもたちと向き合っての一言、職員室での一言が、いま振り返っても古いどころかいまの時代だからこそ求められている言動だと気付かされる。
まさに時代に左右されない核心を衝いていたということだろう。

そんな藤井さんがいまの政治や学校をみたらどんな毒舌をはくことか。キャンバスにどんな作品を描いたことか。
いや、その前にこんな状況を許している私らの頭上に特大のカミナリが落とされること間違いなしだ。

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