北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

臨時議会 能登路荘工事契約を可決

2014-10-20 | 珠洲市議会


今日は国民宿舎能登路荘の大規模改修・耐震補強工事(建築)に関する請負契約の締結についての臨時議会。
予定価格が1億5000万円以上ということで、条例に基づき議会の議決を要する請負契約となる。

入札は10月17日(金)に行われた。
通常、議会招集の告示は1週間前だから今回の告示からわずか3日目(土日を挟むから事実上前日)というのは例外的な対応だ。
地方自治法上、緊急を要する場合は例外も認められているが、今回なぜ例外かというと、今回の工事請負契約の完成日が3月13日という点に尽きる。

つまり北陸新幹線金沢駅開業となる3月14日の前日に完了し、リニューアルオープンは石川県内が新幹線開業で湧き上がっているであろう3月14日となる。
この日程になんとしても間に合わせるための「例外」扱いである。

今後、新幹線開業とセットで能登路荘の営業再開がアピールされ、旅行代理店にもその日程で誘客を働きかけてもらうことになる。
逆に言えば工事完了が遅れれば、宿泊客に迷惑をかけることはもちろん、珠洲市の対外的信用にも大きくキズがつくことになる。

道路の改良工事ならば「悪天候のため1週間遅れました」ということもあるが、今回はそうはいかない。
工事を請け負った谷口・船本特定建設工事共同企業体にとっては大変責任の重い工事請負である。


コメントを投稿