今日は11時頃まで昨日に続き志賀町のオフサイトセンター、そして県立看護大のスクリーニングポイントを視察。
報告と行ってもまとまった報告はあらためてすることにして、何枚かの写真から「え~」という報告をする。

実時間実動訓練と言いながら、「都合のいいとこだけ実時間」と昨日書いた。
次は都合の悪い実時間の一つの例。
放射性物質が環境中に放出され、今日は一番忙しいのは環境放射線モニタリング班・・・のはずだが、人は多いがあまり忙しそうではない。
なぜなら実際に地域を回るモニタリングカーは今回はなし。
どこにモニタリングカーを回すかとか、実際の測定値から避難の判断をどうするかなど、一番重要な訓練は今回はなし。

10時半からの会議。
朝9時の訓練スタート時点から空間線量は20μSv/時(通常の400倍程度)を超えている想定だが、UPZ(5~30キロ圏)の住民は屋内退避しているから、被ばくの心配はほとんどないとのこと。
1週間以内に避難すれば大丈夫!(確かにこれが今の防災計画の基準)

立ち話で何話してるのかというと各機能班(説明省略)の責任者会議。
実質的なことはここで決められるが、何を話しているかほとんど聞こえない。

一方、今回の会場で目立ったのが原子力規制委員会の訓練を評価する人たち。
とにかく多い。
もちろん、やりっぱなしではなく総括するのは大切だが、自分たち(要するに内輪)だけで評価するという姿勢がそもそも間違い。
訓練は参加者にもできるだけ見えて、聞こえるようにして、市民の評価も受けるべき。
続いて県立看護大へ。
発電の一手段に過ぎない原発のたかがお湯を沸かすために・・・という視点でぞうぞ。

校舎前の駐車場で車の放射能汚染を調べる陸自金沢駐屯地の隊員。

体育館で避難者の汚染を調べる医療班(病院や保健所の皆さんが担当)。

「都合の悪い実時間訓練」その2.
バスの放射線測定。
一台当たり1分30秒ほど、バスだと2分ほどかかる。
今日の訓練は大型バスとワゴン車の計十数台だからスムーズに流れるが、実際は今日の訓練の避難区域(かなり絞り込んである)だけでもマイカー避難が中心となるから10,000台以上の車両をチェックしなけばならない。
単純計算で250時間はかかる。つまり丸10日以上である。
だから実時間ではやらない。

避難者のスクリーニングも「都合の悪い実時間訓練」。
1人当たり2分半前後は要する。
今日のこのルートの避難者は約300人。
1時間あたり24人として12班で対応するから1時間足らずで終了する。
が仮に4万人が来たら140時間近くかかる。問題外である。
だから実時間ではやらない。
訓練だからいいが、実際はパニックである。
報告と行ってもまとまった報告はあらためてすることにして、何枚かの写真から「え~」という報告をする。

実時間実動訓練と言いながら、「都合のいいとこだけ実時間」と昨日書いた。
次は都合の悪い実時間の一つの例。
放射性物質が環境中に放出され、今日は一番忙しいのは環境放射線モニタリング班・・・のはずだが、人は多いがあまり忙しそうではない。
なぜなら実際に地域を回るモニタリングカーは今回はなし。
どこにモニタリングカーを回すかとか、実際の測定値から避難の判断をどうするかなど、一番重要な訓練は今回はなし。

10時半からの会議。
朝9時の訓練スタート時点から空間線量は20μSv/時(通常の400倍程度)を超えている想定だが、UPZ(5~30キロ圏)の住民は屋内退避しているから、被ばくの心配はほとんどないとのこと。
1週間以内に避難すれば大丈夫!(確かにこれが今の防災計画の基準)

立ち話で何話してるのかというと各機能班(説明省略)の責任者会議。
実質的なことはここで決められるが、何を話しているかほとんど聞こえない。

一方、今回の会場で目立ったのが原子力規制委員会の訓練を評価する人たち。
とにかく多い。
もちろん、やりっぱなしではなく総括するのは大切だが、自分たち(要するに内輪)だけで評価するという姿勢がそもそも間違い。
訓練は参加者にもできるだけ見えて、聞こえるようにして、市民の評価も受けるべき。
続いて県立看護大へ。
発電の一手段に過ぎない原発のたかがお湯を沸かすために・・・という視点でぞうぞ。

校舎前の駐車場で車の放射能汚染を調べる陸自金沢駐屯地の隊員。

体育館で避難者の汚染を調べる医療班(病院や保健所の皆さんが担当)。

「都合の悪い実時間訓練」その2.
バスの放射線測定。
一台当たり1分30秒ほど、バスだと2分ほどかかる。
今日の訓練は大型バスとワゴン車の計十数台だからスムーズに流れるが、実際は今日の訓練の避難区域(かなり絞り込んである)だけでもマイカー避難が中心となるから10,000台以上の車両をチェックしなけばならない。
単純計算で250時間はかかる。つまり丸10日以上である。
だから実時間ではやらない。

避難者のスクリーニングも「都合の悪い実時間訓練」。
1人当たり2分半前後は要する。
今日のこのルートの避難者は約300人。
1時間あたり24人として12班で対応するから1時間足らずで終了する。
が仮に4万人が来たら140時間近くかかる。問題外である。
だから実時間ではやらない。
訓練だからいいが、実際はパニックである。
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