ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

邪気払いの冬至かぼちゃ

2014-12-23 17:29:29 | エッセイ
昨日の冬至は19年ぶりの朔旦冬至といって、旧11月朔日で、またゼロから始めるという太陽と月の復活日というようです。

今朝ラジオでリスナーのお便りのなかに、多忙でどうにか南瓜の煮つけはしたもののユズ風呂を忘れてしまったから今日ユズ風呂を復活させると言っていました。

また、冬至かぼちゃはカンボジアから伝わったという南瓜の字を当てナンキンから運がつき、小豆の赤は邪気払い、そしてユズ風呂は血行を良くし風邪の予防に、ヒビあかぎれを癒やすものとされて、これからくる本格的な小寒大寒を乗り切ろうという願いが込められている。

11月5日は旧9月閏月で2度の十三夜が171年ぶりで見られたり、今年は奇妙に数少ないめぐり合わせがありました。12月にここ東北の湘南にも珍しく初雪があり温暖化とは名ばかりの12月です。風邪に注意しましょう。

米原万里「発明マニア・寝ながらの読書etc]より

2014-12-23 09:10:40 | エッセイ
1950~2006.5ソビエト学校に学び、ロシア語通訳、作家の米原さんは、ガンと闘ってはいけない。闘うと相手も必死になって対抗してくる。負けずに私もエルギーを蓄え書いていく。それだから、連載も二つだけ残して後は全部休んでいるといったと解説に佐藤優氏が書いている。その一つが「発明マニア」で、119国際化時代に最も不向きな対立回避症克服法が2006.5.21で終わっている。

姉は小さい時から発明好きと井上ユリさんは言っている。この膨大なイラスト入りのマニア本を見ていると、観察力が旺盛で、56才の人生には沢山の知恵とアイデアが詰まっていたと思える。

私も、寝ながらの読書で、両手の疲れをなくすため、4本足の枠組みに本を吊るし、洗たくはさみでめくった頁を閉じて読んでいたことを思い出す。万里さんも「104寝ながら読書という快楽を真冬にも実現」に、映画やドラマでも時々背筋をピンと伸ばして正座して本を読む人なんか登場するが、実際にそんなふうにして読書を満喫できる人がこの世にいるだろうか・・・集中できるか疑問である・・・から2本半円の支柱に本をセット照明をつけるイラストである。

また、ところどころで米国大統領に確実に再選される方法、2004年ブッシュに提案したいビンラディンの探し方などある。ブッシュ氏を戦争仕掛人そして市民兵士の殺人者とののしり、そして写真をモチーフにして素敵なな笑顔にダメな脳みそと付け加えている。それに追従する小泉とも評している。次回に。