光降るなかをのテーマでエッセイスト大石邦子さんが「風のあとさき」で猪苗代町野口英世記念館での「母から子への手紙」コンテスト審査会に臨んで感想を書いている。
増築改造が進んだ会場は、野口英世の母の手紙にちなんだコンテストで、残念ながら鳥取県から応募がなかったが全国から作品が応募されることで感動した。
補足すると、大賞に弘前市の渋谷江津子(67)さんが、沢山の子の下の一人にあてた手紙と記憶している。平成14年から始まって今年で第13回、11/6に玄侑宗久審査委員長で、1465点の応募数は過去4番目に多く、昨年より524点上回ったという。が、玄侑さんは東日本大震災に関するものが1点もなかったことに驚いている。優秀賞は猪苗代の福地さんであった。
図書館のある町に憧れている邦子さんは、亀ヶ城址公園内の図書館は通路も広くどんな年齢層にも配慮したもので授乳室やお話部屋、静粛読書室、ネットで予約でき、全館完全バリアフリーの建物から柔らかな気分で審査に臨んだと。
窓の向こうには黄葉が見え、あづま運動公園銀杏並木のトンネルを親子連れが歩く、光降るなかを歩いている夢のような写真を想いだし、母になれずとも、こんな日々を持ってみたかったと思う。しかし、歩けた時代は余りにも短く。しみじみ考えてみたが、異性と連れ立って歩いた経験も、二人で食事した経験もなかった。これも寂しいと言えば寂しい。それでも今私はここに生きている・・・・と。
増築改造が進んだ会場は、野口英世の母の手紙にちなんだコンテストで、残念ながら鳥取県から応募がなかったが全国から作品が応募されることで感動した。
補足すると、大賞に弘前市の渋谷江津子(67)さんが、沢山の子の下の一人にあてた手紙と記憶している。平成14年から始まって今年で第13回、11/6に玄侑宗久審査委員長で、1465点の応募数は過去4番目に多く、昨年より524点上回ったという。が、玄侑さんは東日本大震災に関するものが1点もなかったことに驚いている。優秀賞は猪苗代の福地さんであった。
図書館のある町に憧れている邦子さんは、亀ヶ城址公園内の図書館は通路も広くどんな年齢層にも配慮したもので授乳室やお話部屋、静粛読書室、ネットで予約でき、全館完全バリアフリーの建物から柔らかな気分で審査に臨んだと。
窓の向こうには黄葉が見え、あづま運動公園銀杏並木のトンネルを親子連れが歩く、光降るなかを歩いている夢のような写真を想いだし、母になれずとも、こんな日々を持ってみたかったと思う。しかし、歩けた時代は余りにも短く。しみじみ考えてみたが、異性と連れ立って歩いた経験も、二人で食事した経験もなかった。これも寂しいと言えば寂しい。それでも今私はここに生きている・・・・と。