ブログ仙岩

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方言に取り組む児童

2017-09-20 08:55:38 | 問題
9/14福島民報Timeに、夏休み作品として、方言に取り組む児童の作品「方言調査票」と「方言イラスト」を小林初夫さんが取り上げていた。

夕方5時からNHKラジオで「こでらんね」番組の放送があり、今秋場所でお休みであるが、児童にはこんなことも刺激になったと思われる。

5年生二瓶なごみさん、「ばっちこ」と「ねづい」を祖父母とのやりとりからの記録であった。
「あんだのばっちこ、めんこいない」・・・あなたの末っ子、かわいいね。
「ばっぱのしごどは、ねづいない」・・・おばあさんの仕事は、ていねいですね。

6年生末永愛菜さん、「さすけね」と「ぶすぐれる」の方言を絵にするのは楽しいと。
「ほのぐれのこと、さすけね」困った顔の男の子の肩を叩いて・・・こんなことぐらいで、大丈夫だ。
「ごしゃがらっちゃって、いづまでもぶすぐっちぇんな」不機嫌な女の子に・・・怒られたからと言っていつまでもふくれっ面するな。

福島宮城では「こでらんね」は「ばんげのビールこでらんねなあー」・・・今晩のビールの味はたまらないなー。「こでらんに」とかは会津などで主に使われており、「耐えられない」「たまらない」などの意味である。