ブログ仙岩

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秋の彼岸に牡丹餅

2017-09-30 08:24:57 | エッセイ
お彼岸にお墓参りをした人は多いだろう。花や牡丹餅を供え、焼香し手を合わせる。子供の頃、弟はお供え物を食べるのが嫌で逃げ回っていたことを思い出す。

牡丹餅(ぼたもち)はもち米とうるちをまぜて炊き、軽くついて丸め、鬼餡をまぶしたもので、その形や色が牡丹に似ていたことから名づけられ、「ん」が省けて「ぼたもち」となった。

「棚から牡丹餅」のように、思いがけない幸運が巡ってくることのたとえで、幸運をもたらす食べ物でもある。

また、「おはぎ」とも呼ばれている。秋の七草「萩薄葛撫子女郎花藤袴桔梗(朝顔)」のトップに萩があり、いま花が咲き始めている。この萩の葉に似ていることから名づけられた。

どちらも同じものであるが、春は牡丹餅、秋はおはぎと区別したり、粒の鬼餡を牡丹餅、濾し餡をおはぎと区別しているところもある。写真はこの秋の彼岸の中日に頂いたおはぎと牡丹餅である。