雪の前の東の間の華やぎを見せて、庭の木々の葉が朱に染まり、黄に染まり、花のように散ってゆく。落葉と共に空はどんどん広がってゆく。・・・
先日「母から子への手紙」の審査会で白鳥が低く飛ぶ猪苗代湖の町へ行ってきた。町の人も親戚のように温かい。審査員17年間変わっていない。玄侑宗久委員長、最年長は末利光さん、お母さん代表猪苗代の小林光子さんと私の4人。今年はシカさん没後100年で「野口シカ賞」が加えられ、県内の応募少ない寂しさがあった。
大賞は大阪の阿部さん、準大賞は徳島の渡辺さん、日本郵便賞は大阪の吉峯さん、野口シカ賞はなんと岡山県の百歳山下さんと決まった。
山下さんの作文は、文章的には今一であるが、大正昭和と生き抜き平成の終わりに相応しいメッセージ感が感じられ、誰かが言った。「安倍総理にも読んでほしいな」・・・山下さんは結婚して2人の子に恵まれたが、夫は召集令状で戦死、微しい農家の嫁としてくじけそうになる私を支えてくれたのは、「お母ちゃんさえいてくれたら、ちいっとも辛いことない」の幼い子の言葉だったと。・・・良い新年をお迎えくださいと。写真は1/8四倉だるま市。
先日「母から子への手紙」の審査会で白鳥が低く飛ぶ猪苗代湖の町へ行ってきた。町の人も親戚のように温かい。審査員17年間変わっていない。玄侑宗久委員長、最年長は末利光さん、お母さん代表猪苗代の小林光子さんと私の4人。今年はシカさん没後100年で「野口シカ賞」が加えられ、県内の応募少ない寂しさがあった。
大賞は大阪の阿部さん、準大賞は徳島の渡辺さん、日本郵便賞は大阪の吉峯さん、野口シカ賞はなんと岡山県の百歳山下さんと決まった。
山下さんの作文は、文章的には今一であるが、大正昭和と生き抜き平成の終わりに相応しいメッセージ感が感じられ、誰かが言った。「安倍総理にも読んでほしいな」・・・山下さんは結婚して2人の子に恵まれたが、夫は召集令状で戦死、微しい農家の嫁としてくじけそうになる私を支えてくれたのは、「お母ちゃんさえいてくれたら、ちいっとも辛いことない」の幼い子の言葉だったと。・・・良い新年をお迎えくださいと。写真は1/8四倉だるま市。