ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

放送コンテスト優勝磐城高校市民栄誉賞

2015-10-16 09:17:39 | エッセイ
いわき市は13日、第62回NHK杯全国高校放送コンテストドキュメント部門で優勝した磐城高校放送委員会に市民栄誉賞を送った。

市役所で清水市長から「高校生らしい感性を生かして今後も作品作りに励んでくださいと」と激励しながら、佐藤涼さんと鈴木操さんに栄誉賞を手渡した。

市内高校で唯一ある磐城高校応援団の新入生に「校歌や生徒会歌」を佐藤さんと鈴木さんが指導した3日間を追う7分間の記録で、練習を重ねることで成長する新入生の変化をとらえた音声作品である。

昨年に続いて2度目の受賞で、先輩の伝統を引き継ぐことができてうれしいと。楽都郡山に次いでいわきも音楽に強いことを示した。天晴れ!

ふくしまの文字言葉が世界を駆け巡る

2015-10-14 08:58:27 | エッセイ
今朝の福島民報「あぶくま抄」で、福島のチベットと呼んで、交通が不便で産業の立ち遅れから過疎地の代名詞となっていた。

住民はため息を搗きたい気持ちで聞いていたに違いないと。母国語の名が不名誉な形で使用されていることに気付いたチベット出身の女性は、初めは戸惑ったが、福島市内の講演で、来日して20年大阪の男性と結婚し、幸せな生活を送っている。それでもユーモアたっぷりと両国の懸け橋にと努力してきた。

何気ないことばには潜むとげがある。フクシマと呼ばれることに敏感でありたい。

相馬といわきの狭間に位置した双葉郡は原発を誘致して、追いつこうとして避難生活への道を歩んでいる。双葉は谷間といわれて、どれほど嫌な思いであったかと想像するしかないが・・・。

ミラノ博覧会で、日本館のイベントでは福島のお酒が振る舞われたという。世界から「ふくしま」が良いイメージに変わってほしいとの願いで。

NHK合唱コンクールで楽都郡山高日本一に

2015-10-13 09:02:31 | エッセイ
第82回NHK全国合唱コンクールが、10日高校の部、11日は小学校の部、12日の昨日は中学校の部で、東京渋谷NHKホールで行われた。写真はがくとくん


高校野部では参加校445校が各ブロックで勝ち抜いた11校が出場した。その中で、郡山高が3年連続出場で見事金賞の一位に輝いた。昨年は銀賞、2年前は最優秀賞であった。

穂村弘作詞、松本望作曲の課題曲「メイプルシロップ」と、中原中也の詩、鈴木輝昭作曲の自由曲で混声合唱とピアノのための「少年時」を凛とした透明感のある響き「輝凛透」を披露した。生きることへの執着が込められた歌詩を、表現力豊かに丁寧に歌い上げ、聴衆から大きな拍手を頂いた。指揮者の菅野先生は来年定年で退職前に素晴らしいプレゼントいただきと目を潤ませていた。

昨日の中学校の部では惜しくも金賞は逃したが、郡山二中が銀賞に、郡山五中が銅賞に輝いた。

課題曲Saori作詞、Nakajin作曲「プレゼント」、郡山二は自由曲「どんぐりのコマ」の後半を各パートに分けて演奏、9年連続出場の貫録を示した。また、郡山五は「キリストは俺を低くして」を美しいハーモニーで歌い上げた。二校とも14日からの全国大会に出場すると。

素晴らしい楽都郡山にそして県民に復興への勇気と元気を頂いた。ありがとう生徒諸君に感謝!

白河で迷惑行為に及ぶ「摂り鉄」

2015-10-12 08:42:19 | エッセイ
先日、白河市JR東北線白河―久田野駅の約880メートル区間で、作業員の安全確保のために設置していた鉄製の支柱約100本を抜き取り、支柱に張られていたトラロープを切断した疑いで、京都市の男子大学生を逮捕した。このニュースを聞いてあきれてしまった。

大学生は列車を撮影するとき邪魔だったため、一人でやったという。この他に矢吹駅付近でも2カ所で6月上旬ごろ、同様の被害があったという。

昨日の福島民報「あぶくま抄」では、やっぱりと思った人が多いのではないかろうか。・・・

県内には全国有数の撮影地点が点在している。東北線はじめ、奥羽線、磐越西線、只見線など四季折々の風光明媚な光景が広がる。

わずかな心ない者のために撮影制限されては鉄道の旬間が始まるとき考えさせられる問題である。