ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

アキアカネなど赤とんぼのお話

2015-10-10 09:44:01 | エッセイ
先日の4日まいあさラジオで写真家海野和男さんの甲子園でも涼しくなると見える赤とんぼのお話を聞いた。

日本昆虫協会理事やアジアやアメリカの熱帯雨林地域で昆虫の擬態を長年撮影したり、子供向けの図鑑類や飼育指南書も多く手がけている。 著書に「昆虫の擬態」「蝶の飛ぶ風景」などがある。

夏の磐梯山に登ると山頂には邪魔になるほど赤とんぼがいる。この赤とんぼは平温動物で、平地の暑い所では過ごせず、高い涼しい所へ行き、10月初めに降りてくる。

赤とんぼの代表は、アキアカネとナツアカネで、産卵の仕方が違うという。

ナツアカネは、夏林の中で生活して、秋になると出てくる。稲刈りが終わると雌雄つながって午前中田んぼの上空で産み落とし、夕方は餌をとっている。

また、アキアカネは、水たまりに生み、天高く二匹つながってすいすいと飛ぶ姿は何ともいい風情である。

皇太子ご夫妻浜通り復興視察

2015-10-09 09:21:13 | エッセイ
北海道釧路周辺では35mの暴風で窓ガラスや屋根が吹き飛ばされる被害をもたらした台風23号(いわき市12時1000hPa)の強風の影響で、ご夫妻は8日遅れて午後2時半いわき駅に到着された。

福島県へは3回目で、浜通りの復興視察は初めて、今年4月開校した双葉郡広野町ふたば未来学園高へ、復興テーマ授業で生徒たちの発表に参観、3人の生徒たちと懇談、生徒会長の鯨岡君の将来は医師になる夢が、震災で「建築士」になる夢も抱き始めたと答えていた。福島民報より。

松本さんは雅子さまに、避難生活でもう落ち着かれましたかの質問に、やさしさを感じたと。この後広野町長から広野米をご夫妻に、皇太子は「広野のお米有難うございましたと声を掛けられた。

この後、いわき市のトマトランドへ、皇太子から「震災でどのような被害がありましたか」のお言葉に、鯨岡さんは「ハウスのマドガラス破損や配管の落下などと」状況を説明していた。そのあと、トマトを手に取られ、「簡単に採れるのですね」と微笑まれていたと。

同行した内堀知事に復興に取り組んで下さいのお言葉に、「ご夫妻の本県訪問は意義深いものがあった」と感激していた。

「あなたはあなたのままでいい」野田あすか

2015-10-08 09:58:42 | エッセイ
発達障害ピアニスト野田あすかさんの「明日へのことば」のお話を聞いた。うまく話せないので、母恭子さんが補足してくれていた。

欲しいと思っていた女の子が生まれたので、宝物ように育てたが、学校ではいじめに遭い、除草ではきれいになるまでいつまでも作業しているので先生に怒られたとか、みんなと同じようにできない。転校し、退学そして、そして自傷では髪の毛をむしったり、一番ひどかったことは二階から飛び降りて骨折右足が不自由になったことと母が話していた。作詞作曲した「手紙~小さいころの私へ」の演奏をCDで聞いた。

司会者は右足でペダル踏めないのではというと、あすかさんは左足で踏むという。あすかさんのうまく話せない言葉の声には永遠の少女のように聞こえた。

左耳難聴などで入退院を繰り返していたが、そんな時、医師が病気回復にピアノが悪いと思い、大好きなピアノに鍵を掛けられ大変困ったと。

しかし、外国で診察を受けると、解離障害が原因で広汎性発達障害と、治らない病気とわかり22才で、ピアノのレッスンに通いだした。ピアノの先生が「あなたはあなたのままでいい」といい、あすかさんは自分の気持ちを伝えることができないかと熱望するようになった。唄うあすかさんの声は少女の声ではなく素晴らしいソプラノと聞こえた。

とうとう、ピアノのリサイタルが実現した。ピアノの先生は「おめでとう」と言ってくれた。でも、少し努力足りないところあるとも。

母恭子さんは、あすかが一人になったらどうして生きて行けるか心配と。そのあすかさんは、両親が一番好きと、そのほかにと司会者が訪ねると「ピアノの先生」と答えた。最後に、作詞作曲した「生きるためのメロディ」を聞いて終わった。