ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

ハマエンドウ

2016-05-13 08:20:31 | エッセイ
いわき市久之浜のハマエンドウの花が今見頃です。20日ごろからヒルガオも咲きだします。

夏井川河口の南北の砂浜にはボウフウ、ハマナスが咲いていましたが今は全然ありません。

このハマエンドウも姿を消してしまい、関係者の努力で再興しました。

マメ科の多年草で、北半球に広く分布砂浜に生えます。地下茎を伸ばし繁殖、茎は角張り、60㎝ぐらい横這いに伸び、先端がひげとなっている。

葉は緑で大きな三角形の卵型で托葉をつけ互生ている。花は5月から咲きだし夏にかけて総状花序をつけ、赤紫色の蝶形の美しい花をつける。

女子中学2年生自殺に思う

2016-05-12 07:42:45 | エッセイ
9日7時過ぎ、東急大井町線荏原町駅で、学生服の女子中学生2年生が手をつないで電車に飛び込み自殺をしたニュースが即伝わった。

山形の新幹線自殺、岩手の自殺と中学生に関してブログに載せてきた。どうしてと誰もが思う。しかし、1年の経験から2年生になって、大型連休明けと絶望感の悩みが一気に膨らむ時期でもある。

大石邦子「頑張れ青春」で、希望通りの道を歩けないのが普通、失敗から大いに学べる、15や18で人生の結論を出してはいけない。…私も過去に死ぬことばかり考えていた・・・

また、母から「何もかも終わりっていうことは何もかもすべてこれから始まることじゃないの」

父から「死んだ方が楽かも知れない生きなきゃだめなんだ」

命は自分のものだと思っていた。しかし、愛情で縛っている命は一つの体のようなもの。苦しい時母も苦しんだ。父も兄弟も同じで、私が死ぬっていうことは最悪の苦しみを与えることになる。自分のものだから どうしても構わないというものじゃなかった。自分の心がわかってくれる人がいると死ねなくなるんですよ。本当の優しさに出会うと「生きる」ほうに縛られていくんですね。

人間は生きてみなきゃ わからない。

二代目江戸家子猫

2016-05-11 08:38:13 | エッセイ
江戸家子猫さんお話を聞く機会に恵まれた。江戸時代物売り芸人を猫八といった。

初代の曽祖父江戸家猫八は歌舞伎関係の仕事、しかし目が出ず山梨で炭焼きをしながら、小鳥の鳴き声を口でまね、浅草に出て物まねで飴売りを認められ舞台に上がった。

三代目の猫八は話芸中心のお笑い三人組の一人で物まねの幅が少なかった。が、今年1月に亡くなった父四代目猫八(初代子猫)は鳴き声の幅が広がった。が、お客が聞いたこともないものやっても受けないよと。でも、アシカやサイの物まね鳴き声を聞いて、動物に親しんで貰えたら嬉しいと。

しかし、二代目子猫は、小学校でサッカー、高校ではラクビーのスポーツマン、3年の時ネフローゼになり、塩分制限、入院時馬の絵を写真からスケッチしたり、しかし骨がスカスカになり6センチも身長が縮んだ。ステロイドの副作用にも10年も悩んだ。

が、鳴き声のまねを諦めていたが病が回復に向かい、2009年立教大社会デザイン科へ、しかし、デザインではなく言葉をいかに相手に伝えるかの方に卒論を書き、学生の7割は社会人であった。

卒業して3月に二代目子猫を襲名して、現在にありいまだ独身。しかし、動物園に出向き、飼育員との対話から、動物の鳴き声、生体の観察、録音をした。そして、風呂場で練習、カラオケでの練習が一番迷惑がかからないと。その飼育員の会議に参加、関東周辺のすべての動物園に足を運び、やる気を実行したと。物まねの鳴き声に小鳥は反応するが、動物園では8割は反応無し、動物に迷惑をかけないようにしていると。鶯の鳴き声は始めは出ずに10年ぐらいかかり、子どもの時に指のくわえ方を教えられたが、あとは愛のある親の背をみて育ったと。

上野鈴本で今日も演芸を披露していると。

鳥たちの声を撮る古賀典篤氏のトークを聞いて

2016-05-10 08:51:33 | エッセイ
今朝明日へのことば、82才の写真家古賀典篤(二科展会員)さんのお話を聞いた。

大学卒業後就職、転々として神戸の船を岸壁に着ける作業など長くやったが、ダンスに夢中になり、教室の先生から認められ、助手みたいな形で指導して5年、胃を悪くして辞めた。

絵を描いたり、写真を撮ることはしていたが、崖から落ちて半年も入院する前に、県展に応募していた作品が銅賞に入選、審査委員の二科展の方のアドバイスもあり、二科展一本やりと決めたと。

勤めの土日を利用しての撮影、車の運転は好きで、50才過ぎてから島根の宍道湖の白鳥を撮影、富山にいい白鳥がいると聞いて行く。また、新潟の飛来地へ、そして北海道の屈斜路湖へと出かけた。一気に飛行し、北帰行するエネルギーはどこにあるのかとその生態を観察しながら。

鳥の撮影に近づくときは歩腹前進で、すると鳥の方から寄ってくるという。何事も自然を大切にする姿が印象的であった。鳥の自然で本当の姿を撮るから話しかける声まで見えるのであろう。

寒いところは2台のカメラを必要と、その他の付属機材や旅費など金もかかるが、妻には感謝していると30有余年の鳥の撮影の感想で締めくくった。


ノーマルクロス解答

2016-05-09 08:47:43 | 問題
5/7ノーマルクロスの答え「アオイマツリ」。

目には青葉山郭公初松魚・・・野山はまさに新緑の目には最高にいい季節です。

葵祭は、京都下鴨神社、上加茂神社の祭りで、昔は4月中の酉の日、今日では5月15日、斎王、勅使らの行列が御所から下鴨、上加茂とめぐる加茂葵や牛車などがでる。