ブログ仙岩

各紙のコラムや報道番組、読書の感想、カメラ自然探索など。

母の日の贈り物木香バラ

2016-05-08 09:13:24 | エッセイ
今日8日は母の日、どなたにも母がおり、なかなか面と向かってありがとうのことばが言えない日本人。メールやブログなら言える。

この木香バラは娘から妻に頂いたもの、バラ科のつる性低木、中国西南部の原産で1720年ころ日本に渡来した。一昨日テレビで垣根に今盛んに黄色い花をつけている映像が放映されていた。

枝には毛もなく、とげもない。葉は互生し、3枚と5枚で5月ごろ枝の先端に黄色または白色の八重咲きの花をつける。蕚(がく・・・花びらの付け根)は無毛で半球形、果実はできない。が、白色のバラは放香が強いから、木香の名がついたのであろう。

母の思い出は、お釜でのご飯の水加減は手のひらを米の上に載せきびすのところまでと教えられた。また、姉には毎日お浸しや味噌汁で頂いている絹さや(エンドウ)は三度豆と言って、年に三回収穫するが、秋に蒔いた今の時期が一番収穫があると・・・。女性は知恵袋であり今の自分がある。ありがとうかーさん。

ヘイトスピーチと言論統制

2016-05-06 08:02:32 | エッセイ
安倍総理は欧州歴訪して、昨夜イギリスで記者会見、これからソチでプーチン大統領と会談する。

キャメロン首相から過度な財政出動はどうかと、安倍首相はEUに留まるべきとお互いG7サミット向けて話し合った。

自分や自国愛から言動が生まれる。自分自身に価値を見出す心の動きが自尊感情で、反対に自分はダメだと落ち込むのも人間である。

人種で黒人を見下したり、隣の韓国人を大声で差別する行動は、エスカレートすると暴力やテロに結び付き、言論統制をどの辺まで伸ばして見守るかは難しいところである。

品格のない言動は成熟した社会でないといった法相もいるが、仲間内と違う属性を持った人たちを攻撃し、尊厳を傷つけ優越感を持つ。

わが母校、わが民族というと、「人間の情念はにわかに揮発性を帯びる」「ガスのもとになるのは自己愛で、それを共有して吸うとき甘味になる」と司馬遼太郎は「常人の国」で述べている。

憎悪表現のヘイトスピーチ(hate speech)は人種、国籍、宗教、性的指向、性別、障害などに基づいて個人または集団を攻撃、脅迫、侮辱する発言や言動のことである。


向井千秋の母内藤みつさんのトーク

2016-05-05 09:16:29 | エッセイ
今朝4時からラジオ、宇宙飛行士向井千秋さんの母のお話「あすへのことば」前半聞いて途中眠ってしまった。

91才にしては、本当にそうは思えないはきはきした言葉使いであり、まず百姓が大嫌いだと何度も言っており、学校を早引きしてお手伝いさせられたと。当時は当たり前だったが。

祖父に見染められ、末っ子坊ちゃん育ち中学校の教師と結婚したが、まだ生まれてこない子のために、月給13,000円を殆どかばん屋につぎ込んだ。群馬県館林でもあっという間に売れたと。すると司会者の質問に、主人は数学と理科の先生でしたと。

4人兄弟の長女千秋は、子育てで弟や妹を面倒見てくれとも言ってたことで今になって反省しているが、当時夢中で何も考えなかったと。そしてご主人は何も言わなかったと。

千秋は弟が体の悪いことからいじめられかばう女傑でもあり、このころ医者になりたいと、東京の中学校に転向、慶応女子高へ入り、慶大医学部に進学した。みつさんの支援は並みのものでなかったとか。

肝っ玉かーさんの陰に宇宙飛行士の向井千秋ありと。