5/9(金) どうやら今日は金曜日らしい・・・、呆けオヤジは曜日の感覚もなくしてしまった。昨晩羽田に着いたのが22時、それからTOKIOに送ってもらい帰宅が23時であったか。遅い時間はどうこうないが、那覇のホテルで体が冷えた。この所為で風邪を引いたようだ。
咳が出る、煙草が吸えない、頭がぼーっとしている(これは何時ものことだが)、私の典型的な「風邪症状だ。先月からつづいた取材案件が、そろそろ終盤を迎えたので、気を抜いたのかな・・・脳の方が勝手にそう判断したんだろうが。それとも那覇の酒が悪かったか?
今回もクライアントさんが二人同行した。一昨晩は、お二人のリクエストに応じて沖縄料理や島唄の演奏が有る店で一献。生ビール(当然オリオンビールをオーダだが)の後は、泡盛である。これが段々と体に浸みこんで酔いが廻る、廻る廻る・・廻ります。
7時の最初のステージを見、8時、そしてラストの9時のステージが終わっても未だ座り込んでいた。半分ほど席が埋まっていたが、何時の間にや客は我等五人だけとなっていた。すっかり長居をしていた。この店にはハイボールがなかった。ホテルに戻ってハイボールでも飲もうよと引き上げたが、ホテルのBARにて二次会。お開きは、午前様となっていた。
それが悪かったか、蒲団を跳ね除けて寝ていた・・・・。朝目覚めると喉がいがらっぽく、体がだるい。南の国に行くとよくやる失敗を、ここでもやっていた。
6時過ぎに目覚めた時は降っていなかった雨が、ホテルを出る頃になって激しく降り出した。梅雨入りしているんだ・・・と、実感。前日の夕、空港に着いた時間にもシトシトしていたが、これほどの降りでなかった。日頃の行いの所為か?
直前に取材時間が11時から、13時に変更となった。時間の溶融は出来たが、中途半端な時間しかない。市内を車で流して時間潰しとなった。糸満漁港へ寄った。かつての糸満漁師の漁港のイメージはなく、商港のような広さ整然さだった。
13時、約束の時間となり取材先を訪問。「沖縄古典民謡」 安冨祖流絃声会会長で、重要文化財・組踊音楽歌三線保持者(所謂人間国宝)の西江喜春さん宅である。沖縄古典民謡では三線と唄、これに踊りが、また太鼓や胡弓なども伴奏に付くこともある。
琉球電電OBである西江さんから、古典民謡との出会い、稽古、面白さや、芸を探究する想いなどお聞きし、撮影をさせてもらった。古典の一番オーソドックスな曲を聴かせもらい、お仕舞となった。
さて帰京の時間まで間がある。昨夜、食べれなかったステーキを一同で食べることにした。国際通りのステーキハスに入り、ステーキのお伴とばかりに、ビールからワインとへと進んだ。風邪引いてると云いながら、吸引力・食欲が落ちないオヤジであった。
午後からは日差しが戻って来た。これで漸く沖縄らしくなってきた。それほど暑くなく、雨も程々で上がる、島料理と定番のステーキ、十分なアルコール、取材も順調?、と上々の那覇であった。最悪は、未だ喰ってないからと空港で無理して食べた「沖縄そば」であっった。高知空港で喰ったことがある、鍋焼きラーメンを凌駕する酷さであった(これはあくまでも私の評価である)。いや~参ったよ!
体調不十分な朝であったが、弁当は作ろうと台所に立った。手の込んだものは面倒だからと、冷凍のエビ春巻き(油を引いて焼くだけ)と、鯖文化干し、豚肉の生姜焼き風。野菜炒め、卵焼きであった
久々に自分用のスムージーを作り、フル回転を続けた胃腸を労わることにする。「小夏」、半ボケのリンゴ、キャベツのシンプルなスムージーであった。余り美味くもなかったが・・・体調の所為と云うことか?
今夜は札幌である。これまた、友人たちと会い旧交を温め・バカっ話・ボケ話となろうか・・・・。