5/22(木) 何と云うことか、今朝も寝坊をしてしまった。まだまだ成長途上ということか?目覚めた時は7時10分になっていた。これじゃ弁当が間に合わぬ・・・、がここから猛ダッシュだ。
ご飯は電気釜では間に合わぬので、鍋でガス炊飯。これなら20分ほどで出来上がる。菜の方は手抜き&手抜きで作る。要は冷凍ものでお茶を濁そうということだ。揚げるだけでいい冷凍牡蠣フライ、油で炒めるだけのエビシューマイとやら、豚小間はタマネギ・シメジ・茗荷の甘味噌炒め、小ヤリイカはオリーブオイルとバターでソテー。
以上を30分ほどで仕上げた。何とかなるものだ・・・。弁当の支度が終わって、スムージーを作る。これは、凸ポンと小夏、小松菜にミニトマトであった。
そんな訳で、何とも小忙しい朝であった。昨夜の帰宅は23時頃と、遅いわけでもないのに寝坊。今夜も帰宅は同じ時間かな…、明日は寝坊をしないようにしよう。
今日の出来事で一つ、面白いことがあった。面白いと云うのは語弊があろうが、96歳の現役社長さんと会った。これが面談なんだよ。今度、事務所を移転するのだが、このビル会社が面談に来いとの由。今時に何を寝ぼけたことを、と思ったが出掛けた次第。
そのビル会社は、中央区を中心に50棟ほどのビルを所有している。その中の、今の事務所に近いビルに入居を検討していたのだ。ほぼ方針を固め、諸般の条件も詰まったので、面談に来いとなったのだ。
戦後に都内に50棟の賃貸ビルを創ったぐらいなので、それはそれで大したものだ。その創業者が現役で社長、御年96歳と云う次第だった。足腰が弱ったとのことだが、眼も耳も口も問題ない。感心・敬服の至りだ。
成功の秘訣を伺うと「人に恵まれること、それも一流の人に出会い、その引きで成功した」とのことだ。戦後、間もない頃に銀行の大立者の知遇を得、草履取りに近い献身で一流の人を知った。いわば、間違いのない人との交流や紹介で成功できたとのこと。出身の田舎の町役場には胸像が建っているとのことだ。篤志家に違いない。
『私も若い頃に、社長のような方の薫陶を受けていれば・・・。商売も成功したんでしょうが、遅かった』と。『あと十年、二十年現役でやられて、世の手本となるようにお元気で過ごされますよう』と、言って辞した。行くまでは、冗談じゃないよと思っていたが、お会いできて良かった。風雪を耐えて大きくなった人に会った。そう云う感あり。
人には会って、見るものだと。実感したのであった。