オヤジの弁当箱

日々の手作り弁当だけが生甲斐のしょぼくれオヤジ。弁当メニューと併せて日々の雑感を付記。

記念日

2015-09-08 | Weblog

9/8(火) 今日は、当社の創立記念日。1984年に株式会社にしたようだ。ようだ、というのは、創立者のHIROさんの手によるからだ。その辺りの経緯を聞いたこともあるが、要は法人にした方がええぜと、廻りや親族から勧められたからであろう。草創期の役員として、貧乏オヤジコンビ組むYOSHIOの名前も残っている。

で、今夕は社内にて軽くお祝いの乾杯をし、周年勤続スタッフの表彰をし、紅白饅頭を渡す。たったそれだけのセレモニーだが、これはこれでシンプルで好ましいと思っている。スタッフの人数が減少したので、経理は銭の出が減ったとホッとしているかな?

32期は、八月から既にスタートし一月が経過した。例年どうりの赤字スタートと、順調な滑り出し?と云えよう。早や十二分の一が終わったと思うか、先は長いと考えた方がいいか。何れにせよ、ものは考えようだ。今期もまた、ノー天気OYAJIで行くぜ!

 

そのノー天気OYAJIは、昨日宣言した『暫く弁当作りは休む! 』の誓いも空しく、早朝から台所に立ってしまった。なにしろ目覚めたのは四時だぜ、哀しいかなすることがないんだ。雨音を聴きながら、作るべきか作らざるべきか、悩んだよ。暇には勝てなかった、結局暇つぶしの弁当作りとなった。

 

 -何故かアサリを・・・-

 昨夜の帰宅が早かった、最寄駅に着いたのが22時。改札口前の東急ストアで「浅利」を二パック買って帰った。狙いは蜆だったが、なかった。消費期限が翌日の50%引き表示のアサリになった次第。

帰路の車中で、三十年も前の本文が黄色く変色した文庫本を読んでいた。「梅安料理ごよみ」(池波正太郎) である。この本は、仕掛け人・藤枝梅安が、仕掛け(殺し)の後さきに食べる物を取り上げて、解説・講釈をした構成。偶々メトロの車中で読んだのが、蜆汁や飯がテーマであった。

これを読んで、蜆の料理を作りたくなったのだ。単純なOYAJIである。其処で、スパーマーケットに入ったが、蜆さんは不在でアサリさんになってしまった。帰宅後、アサリを丁重に水洗いし、軽く火をとうす為に煮た。一部は、直ぐに味噌汁にして食した。大部分の身を、刻み牛蒡・ネギと薄揚げと一緒に煮た。

今宵、ワインと濃~いハイボールに侵されていた胃と腸と、細胞の隅々に、アサリ汁の芳醇な香りと汁が沁み込むようで心地良かった。この効果で、四時に目覚めたのか?

煮付けたアサリの味は、翌朝に「浅利ご飯か、混ぜご飯」にするのだ。仕上がってから、誰ぞに喰われぬよう「明日利用、喰わないように」と、鍋蓋に書き置きをした。

                        

 こんな夜を過ごしたのだ。翌朝は、台所に立つ運命であったのだろう。

先ずはご飯を炊く。次いで、キャベツを茹でるが、これはロールキャベツ用である。タマネギを一つ、半分に割り、中の何枚かをくり出して、挽肉詰める。ロールキャベツと一緒に煮る。牛・豚の挽肉と、野菜の煮物料理だ。水餃子の残りも加えた。

                         

次いで、酒・醤油・生姜に漬け置いた豚小間の生姜焼きと、マッシュルーム・アスパラ・ピーマンのオリーブオイル炒めが出来る。

                      

最後の菜は、胡瓜の乱切オリーブ和え、チーズオムレツと明太子を焼いた。以上が、弁当用である。

                       

大トリとして登場するのが、昨夜に仕込んだ「浅利」だが、ご飯にのっける浅利飯ではなく、アサリの混ぜご飯にした。アサリ飯は、深川が有名で「深川丼」と呼ばれる。

サラリーマン時代、森下町にある研修センタの責任者を兼務していた頃、近隣にアサリ料理の有店があった。そんなことから、何度か食してはいる。自分で作った味と比べると如何に?

大して変わらない…、どっちもどっちと云う感ありだ。100円のアサリ缶詰を買ってきて、ご飯に掛けた方が旨いな。缶詰汁特有のあの甘さが、飯の味を引き立ててくれるのだ。と、云うことは、オイラの浅利煮は甘さと旨味が不足か・・・・。買ってきたアサリの所為じゃなかろう・・・・。

                           

クリニックで受けた、脳MRIの画像診断から、病院で診てもらえということになり、病院に行ったのは先週の金曜日だった。

午前中の予約を取り、脳神経外科に行った。その結果は「気になるといわれる場所は、脳外の範疇でない。耳より下の部分なので耳鼻科で受診を」といわれ、午後最終の予約となった。

脳外科では「細かい血管は切れてるけど大したことなし、大きいのはちょっとガタが来てるけど、今のところ問題ないでしょう。酒・タバコ・歯槽膿漏・過食は要注意、運動が大事です」と云われた。それじゃ、全部アウトじゃんかよ・・・。「くも幕下出血になる可能性は、向こう7~8年はないでしょう」と、こればかりは死刑宣告が猶予された。

で、午後に耳鼻科外来を受診したが。MRIの画像データを渡すと、裏の方で視てから小僧のようなDrが言った。「MRIの撮り方が、少し斜めに入っている所為で、腫れているよう写ってますね。問題ないですよ」と、あっさりしたものだった

泰山鳴動もせず、鼠も虱も出ずと、お粗末な結果で終わった。これじゃ当分は、遺書の準備も遺産の整理もする気にならんな?。遺産の方だが、これは負の遺産と云うやつだから心配なきよう・・・・。

 

 

 

 

 

コメント
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