9/15(火) 昨日は、些か飲み過ぎたきらいがある。昼間から飲み、夜の部もありで草臥れてしまった。昨日アップしたBLOGも、酔っぱらって書いたので支離滅裂だ。駄目なOYAJIである。
弁当だが、昨日も今日も手抜きだ。昨日は「鯖の味噌煮」と「ホウレンソウとシメジの卵炒め」「大根と万願寺・シシトウの煮物」、以上である。
今朝に至っては、二日酔で大いに手を抜いた。「シシトウ・オクラのベーコン炒め」「鶏肉と大根・人参・蓮根の煮物」「炒り卵とタラコ焼き」である。それでも、ご飯を炊き、昨夜の残り飯は炒飯にした。
昨夜酔っ払って帰り、家人が朝作った「栗赤飯」が在ったので、がっつり喰ってしまった。酔うと、脳内神経がショートしまうのは何時ものことだが・・・・。
御徒町の立ち飲みで、HIROさんと女史にしつこいぐらいに喋ったのが「小鍋仕立て」の便利さであった。藤枝梅安が、火鉢に小鍋を掛けて、野菜や豆腐などを熱々で食べるのだが、これが実に旨そうである。池波正太郎の手腕だろうが、ついついこれをやってみたくなる。
で、土曜日の夜。家人たちとは別メニューで、一人小鍋仕立てをやってしまった。材料は、大根と豆腐だけである。先ず小鍋に昆布を敷いてガスに掛けた(火鉢でないのが色気がないが)。鍋が沸き立ってきたところで、小鍋から小鉢に汁を入れて塩をパラリに醤油をひと垂らし。
千切りにした大根を一掴み、沸いた鍋へ。豆腐も小さ目に切って加えた。千切りダイコンだから、直ぐに食べれる。小鉢の汁にくぐらせて、口に運ぶと・・・・。これが、美味いね~。ちょいとシオッケが利いた出汁がいい。あれもこれもと、余計なものは入れない。シンプルな処が、素朴でありながらも食材を味わえるのだ。
大根や白菜、或いは茄子の皮を剥いた鍋も良いらしい。小鍋なので、食材は精々三種類までだな。ゆっくりと味わうには持って来いだ。これからの季節、手酌でやりながら、小鍋を楽しむ。いいねぇ~!
読み物が底をついて取りだした古本「梅安料理ごよみ」のお蔭で、シンプルな食の楽しさを思いだしていた。浅利ご飯然り、である。野菜の小鍋だったら、幾ら喰っても体にはいいだろう、飲み過ぎに注意するだけだな。
『是非、おやんなさいよ』と、しつこく勧めたのであった。善男善女の諸氏へも、お奨めしたい・・・・。