4/16(火) 朝の弁当作りを終えて、頃合いを計らってLPGA(女子プロゴルフ協会)に電話を入れた。用件は、協会所属のプロで前理事の伊藤佳子プロと連絡を取るためであった。勿論、協会が所属先を持たないプロの個人連絡先を教える訳はないと承知している。
電話に出た職員に、こちらの要件伝え伊藤プロに伝えてほしい旨を依頼をしたのである。伊藤プロを知ったのは三十年余も前のことだが、ゴルフに熱中していた時代でもあり名前や学士プロになった経緯はスポーツ紙などから承知していた。
親しく話をするようになったのは、当時勤務していた会社の広報宣伝部に転勤し、会社の所属プロであった伊藤プロの個人事務所との窓口業務をやるようになってからのことだ。転勤までの二年足らずの短い期間であったが、その後もイベントへの出演依頼などで交流は暫くつづいた。
そして顔を合わすこともなく二十年余を経て、往時の上司が本社の常務取締役に就任し、そのお祝いを当時のメンバーですることになった。協会理事になっていた伊藤プロにも声を掛けたところ、千葉のトーナメントで競技委員を終えてから駆けつけてくれた。八~九年も前になるが、お会いしたのはそれが最後であった。
今回の取材依頼は、私が昨年まで席を置いた制作会社のスタッフから、クライアントの公式サイトにインタビュー記事を掲載したいので、プロゴルファーを紹介してもらえないかとの要請による。別のクライアント案件でお世話になったタケ小山さんも脳裏をかすめたが・・・、個人的にはトーナメントの応援や番組収録でワイハまで同行した伊藤プロのことが浮かんだのである。
尤も自分がゴルフを辞めて長くなり、最近の状況に疎いこともあるが・・・・・。
そんな次第で、連絡先が不明な伊藤プロに繋いでもらうために、こちらの素性と番号を伝えて伊藤さんからの連絡を待つことにした。が、十分も経たないうちに電話が入った。「お久しぶりです」と。用件を伝え、快諾を得た次第である。
思い返せばあの当時、伊藤プロのマネージャーだったISAKO女子にも随分と厳しいことを云った。もともとが、私が在籍した会社(公共事業)が女子プロを持つことに対し、個人的には納得しなかったこともある。純粋にプロを応援し活用する文化があるのか?甚だ疑問だった。飾りに使っちゃならないと思っていた。私も若かったよねぇ~!考えが。
思い返せば、女子トーナメントの初戦、毎年、沖縄で開催されるダイキンオーキッドに、支社長以下で応援に出掛けたことも懐かしい。
昔、係わりがあった方が元気にされており、またこうして何かのつなぎができることは、嬉しいものである。人と人を繋ぐ、私のライフワークであるかもしれない・・・・。酒場も然りである。
で、肝心の弁当だが、今日は「トンカツ」をメインにした。トンカツ二枚と、インゲンも弁当に入れるだけフライにした。「ほうれん草のお浸し」と刻みネギ入りの「卵焼き」、明太子を載せて弁当が完成した。
トンカツの下には千切のキャベツを敷き、茹でたキヌサヤを加えて野菜不足への対応と色め添えた次第である。