4/4(木)今日は何時もより早く六時から台所に入った。ご飯は海と山の出会いをテーマに?「浅利と筍の炊き込み」にした。おかずは「和牛の焼肉」九条ネギを炒めて添える。「ブリの塩焼き」と「ホウレン草&菜花のお浸し」「出汁巻き卵」と「蒲鉾」とした。
弁当の準備を終え、五反田の病院に昨日に続いて出掛けた。3月に入った人間ドックの余波で、今日は消化器内科と呼吸器科の受診である。受診する方が何で受診や?と思っているような次第で、気楽なものである。とはいいながら、17日に胆嚢のMRを撮ることになった。
受診が予想以上に早く済んだ。病院を出たのは未だ10:30分である。思いもよらずに時間に余裕ができた、さてどうするか・・・。風もなく陽気もいい、桜並木が続く五反田から目黒川を遡ると中目黒に着く。久しぶりに歩くことにした。
中目黒から下流は川幅が広くなり、両岸に桜が植わっている。残念なのは川面が濁っていることだが・・・。五反田から目黒に近づくとアルコタワーが望める。ここにはクライアントがあり、友人が勤務していた。この季節、会社訪問を済ませた後で川岸の桜を眺めたものだが・・・。久しぶりにのんびりと散歩した。
岸辺の桜は満開もあれば、未だ枝先に蕾を付けた樹もある。中目黒から先の光景と違い、この辺りの遊歩道は人も少なく落ち着いている。上流から桜見物の船が降りてきた・・・、橋上から見ていると手を振る人がいる。時間はゆっくりと流れていた。
病院を出てから、ゆっくりと歩いて一時間ほどか。目指した中目黒に着いた。久ぶりの散歩と、下流の桜を観た次第。歩きながら、ひさしく会っていない友人を思い出して懐かしんだのである。
中目黒でビールでも飲もうかと掠めたが、思いとどまった。夕刻には前島先生の通夜があるのだ。かくして、今シーズン四度目となる目黒川の桜を愛でることとなった。