グリーグ
ピアノ協奏曲
ピアノ…仲道
指揮…フロール
演奏…フィルハーモニア管
好み度…4.5(5点満点)
両端楽章では、ピアノでいえば例えば音楽記号でいうところのピアノやピアノッシモの叙情性だとか、北欧風の叙情性を感じるとか、そういう演奏ではないように思うし、オケも深い響きとか叙情性とかを聴く演奏ではないように思う。
ただ、仲道のピアノはスケール感とか澄んだ力感を感じて、特に叙情味たっぷりのピアノやピアニッシモは作らないけれど、思うところを弾ききろうというような想いが感じられるようであり、その音はダイナミックな感さえ受ける。第1楽章冒頭から主題は力強く爽快、後半の独奏部分は力強く情が感じられて聴き応えあるものと思う。
第2楽章は一転してピアノは清らかな美しさを感じさせ、その後の終楽章はテンポもやや速めに、ここでも叙情性よりは、思い切りのよい、流れと躍動感ある力感とダイナミック感が印象的。
ほの暗さや濃厚な叙情性などはあまり感じないが、澄んだ思い切りのよい力感とダイナミックさが爽快な、そして多分、仲道さんはこの曲が好きなんだろうなぁと思わせるような、まっすぐに込められた情が感じられるような、叙情性とはちがった魅力を感じさせる1枚のように思う。
ピアノ協奏曲
ピアノ…仲道
指揮…フロール
演奏…フィルハーモニア管
好み度…4.5(5点満点)
両端楽章では、ピアノでいえば例えば音楽記号でいうところのピアノやピアノッシモの叙情性だとか、北欧風の叙情性を感じるとか、そういう演奏ではないように思うし、オケも深い響きとか叙情性とかを聴く演奏ではないように思う。
ただ、仲道のピアノはスケール感とか澄んだ力感を感じて、特に叙情味たっぷりのピアノやピアニッシモは作らないけれど、思うところを弾ききろうというような想いが感じられるようであり、その音はダイナミックな感さえ受ける。第1楽章冒頭から主題は力強く爽快、後半の独奏部分は力強く情が感じられて聴き応えあるものと思う。
第2楽章は一転してピアノは清らかな美しさを感じさせ、その後の終楽章はテンポもやや速めに、ここでも叙情性よりは、思い切りのよい、流れと躍動感ある力感とダイナミック感が印象的。
ほの暗さや濃厚な叙情性などはあまり感じないが、澄んだ思い切りのよい力感とダイナミックさが爽快な、そして多分、仲道さんはこの曲が好きなんだろうなぁと思わせるような、まっすぐに込められた情が感じられるような、叙情性とはちがった魅力を感じさせる1枚のように思う。
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