ドヴォルザーク
交響曲第9番「新世界より」
指揮…西本
演奏…ブダペストフィル
好み度…3.5(5点満点)
出だしの弦は美しく郷愁を帯びていい雰囲気。期待させるがその後の強奏はパンチ力に欠ける印象はある。そんな出だし。
第1楽章ではフォー、フォー、と和音をつくる金管群が結構前面に出てちょっと耳に付きすぎる印象もある。ここぞという力強さや厚みが今ひとつ感じられず響きに深みや奥行きみたいなものもちょっと感じられないきらいもある。非力ということもないしよくも悪くも特にひっかかりもなく美しくはあると思う。
第2楽章は深みは感じられないまでも弦の美しさが気を引く。
第3楽章は特にプラスもマイナスもなく普通によくできた演奏。
終楽章は何か急に目覚めたように充実感を感じる。美しい弦に力漲り響きに大きさも感じられる。
ブダペストフィルというところにもちょっと何かあるかと思って聴いてみたが、特に特有の雰囲気とかは感じられない。
テンポは全体的にゆったりめ。
美しいがその美しさもちょっと表面的な印象はあり、いろんな意味で単調でもあるのかなぁ、聞き流すにはいいかもしれないがあえてまた時間をとって聴くか、と言われればそれはないかなぁ、といった感じ。
交響曲第9番「新世界より」
指揮…西本
演奏…ブダペストフィル
好み度…3.5(5点満点)
出だしの弦は美しく郷愁を帯びていい雰囲気。期待させるがその後の強奏はパンチ力に欠ける印象はある。そんな出だし。
第1楽章ではフォー、フォー、と和音をつくる金管群が結構前面に出てちょっと耳に付きすぎる印象もある。ここぞという力強さや厚みが今ひとつ感じられず響きに深みや奥行きみたいなものもちょっと感じられないきらいもある。非力ということもないしよくも悪くも特にひっかかりもなく美しくはあると思う。
第2楽章は深みは感じられないまでも弦の美しさが気を引く。
第3楽章は特にプラスもマイナスもなく普通によくできた演奏。
終楽章は何か急に目覚めたように充実感を感じる。美しい弦に力漲り響きに大きさも感じられる。
ブダペストフィルというところにもちょっと何かあるかと思って聴いてみたが、特に特有の雰囲気とかは感じられない。
テンポは全体的にゆったりめ。
美しいがその美しさもちょっと表面的な印象はあり、いろんな意味で単調でもあるのかなぁ、聞き流すにはいいかもしれないがあえてまた時間をとって聴くか、と言われればそれはないかなぁ、といった感じ。