マーラー
交響曲第5番
指揮…ヴィト
演奏…ポーランド国立放送響
演奏…5(5点満点)
出だしはちょっとオケの力不足を予想してしまうような感じでもあるが、弦がゆっくりと旋律を歌いだしてからはそんなこともなく、オケもしっかり厚く大きな音を出せて厚みもアンサンブルも不足なく、むしろスーパーオケでは感じられないような素朴な情緒が感じられるようで好感が持てる。
ヴィトはこねくり回すところがなく、素朴ながら厚く情の感じられる演奏が多く、ここでもいい。
特にゆったりとたっぷりの情を含んだ旋律の流れと厚い少し陰を含んだような弦の響きがこの盤では印象的。
金管も厚い響きを聴かせている。
残響やや多めの録音もこの盤では吉と出ているように思う。
盛り上げどころは十分盛り上げて、アダージェットの弦もゆったりとしっかり情感豊かに重なって美しい。
これは中堅の指揮者とオケが結構頑張っている、というよりはむしろ名盤のように思う。
交響曲第5番
指揮…ヴィト
演奏…ポーランド国立放送響
演奏…5(5点満点)
出だしはちょっとオケの力不足を予想してしまうような感じでもあるが、弦がゆっくりと旋律を歌いだしてからはそんなこともなく、オケもしっかり厚く大きな音を出せて厚みもアンサンブルも不足なく、むしろスーパーオケでは感じられないような素朴な情緒が感じられるようで好感が持てる。
ヴィトはこねくり回すところがなく、素朴ながら厚く情の感じられる演奏が多く、ここでもいい。
特にゆったりとたっぷりの情を含んだ旋律の流れと厚い少し陰を含んだような弦の響きがこの盤では印象的。
金管も厚い響きを聴かせている。
残響やや多めの録音もこの盤では吉と出ているように思う。
盛り上げどころは十分盛り上げて、アダージェットの弦もゆったりとしっかり情感豊かに重なって美しい。
これは中堅の指揮者とオケが結構頑張っている、というよりはむしろ名盤のように思う。