チャイコフスキー
交響曲第4番
指揮…ネシリング
演奏…サンパウロ響
好み度…4.5(5点満点)
ちょっと残響多めの録音と、開放的で伸びやかな響きがこの曲には合っているようで、爽快に聴ける。
南米のオケでロシアのチャイコフスキーというのもちょっと微笑が出そうな気もするが、チャイコの中でも感情豊かな曲なので(フィナーレなんてまさにお祭りだもんね、というかお祭り的にやってもらいたい曲)、感情的で開放的な南米のイメージともそういう点では合うような気もする。
演奏の質が低いとも思われず、おおらかで開放的なチャイ4を堅苦しくならずに聴けるよい盤と思いますよ。