チャイコフスキー
交響曲第4番
指揮…ロジェストヴェンスキー
演奏…BBC響
好み度…4(5点満点)
ロジェはなかなかにエンターテイナーなんではないかと思う。
この演奏においては、特に大仰に構えず、精神性とか微妙なテンポの揺れとか裏の音とかあんまりお構いなしに、活き活きと鳴らすとこはしっかりそろえて鳴らし、元気に聴きやすくこの曲のよさを引き出しているように思う。
第1楽章では弦よりむしろ金管の鳴りっぷりが印象的だが、これはこれで4番らしくてよい響きである。弦もどちらかといえば少し乾き目の響きだが、活き活きと鳴っている。
第2楽章もそれほど叙情性を意識することなく奏され、第3楽章すら結構賑やか。
終楽章は結構すごいことになっていて、これくらい鳴らす演奏もなかなかないと思われ、まさに大砲の乱れうちかのごとく、金管と打楽器が大活躍、弦も活き活きとこれを支え、豪華絢爛お上品でないチャイコフスキーが展開され、最後は熱狂的ですらあり、拍手もクラシックの演奏会というよりはお祭りである。
交響曲第4番
指揮…ロジェストヴェンスキー
演奏…BBC響
好み度…4(5点満点)
ロジェはなかなかにエンターテイナーなんではないかと思う。
この演奏においては、特に大仰に構えず、精神性とか微妙なテンポの揺れとか裏の音とかあんまりお構いなしに、活き活きと鳴らすとこはしっかりそろえて鳴らし、元気に聴きやすくこの曲のよさを引き出しているように思う。
第1楽章では弦よりむしろ金管の鳴りっぷりが印象的だが、これはこれで4番らしくてよい響きである。弦もどちらかといえば少し乾き目の響きだが、活き活きと鳴っている。
第2楽章もそれほど叙情性を意識することなく奏され、第3楽章すら結構賑やか。
終楽章は結構すごいことになっていて、これくらい鳴らす演奏もなかなかないと思われ、まさに大砲の乱れうちかのごとく、金管と打楽器が大活躍、弦も活き活きとこれを支え、豪華絢爛お上品でないチャイコフスキーが展開され、最後は熱狂的ですらあり、拍手もクラシックの演奏会というよりはお祭りである。